ドット抜けの確認方法と、交換してもらえる基準
画面に黒い点がある。光りっぱなしの点がある。
それは「ドット抜け」かもしれません。
1分で確認する方法と、交換してもらえるかの調べ方を説明します。
はじめる前に、画面を柔らかい布で拭いてください。ホコリとドット抜けは、見た目がそっくりだからです。
そのうえでモニターテスト(無料)を開き、単色を全画面表示して点を探します。
種類の早見表
| 見え方 | 種類 | 特徴 |
|---|---|---|
| 黒い画面で、光る点 | 常時点灯 | 一番目立つ。交換の基準でも別枠で数えることが多い |
| 白い画面で、黒い点 | 常時消灯 | 目立ちにくい。白い画面で探すと見つかる |
| 赤・緑・青のどれかの画面でだけ見える点 | 一部の色だけの欠け | 単色表示でないと気付きにくい |
| 布で拭くと動く・消える | ホコリ・汚れ | 故障ではない。検査の前に拭くのはこのため |
画面全体が映らない・「信号なし」と出る場合は、ドット抜けではなく接続の問題です。「信号なし」と出る時の直し方をどうぞ。
🔍 A. ドット抜けの種類と見分け方
ドット抜けとは、画面を作っている小さな点(画素)のどれかが、正しく光らなくなった状態です。
大きく分けて 3 種類あります。
常時点灯は、周りが黒くても光り続ける点です。黒い画面で探すと見つかります。
赤・緑・青のどれかの色に光って見えることが多く、小さくても目に入るので、3 種類の中で一番目立ちます。
常時消灯は、周りが明るくても黒いままの点です。白い画面で探すと見つかります。
普段の画面では気付かないことも多いです。
一部の色だけの欠けは、画素の中の赤・緑・青のどれかだけが働かない状態です。
赤・緑・青の単色を順に表示すると、その色の画面でだけ点が見えます。
ホコリや小さな汚れは、ドット抜けと見分けがつきません。先に取り除きます。
白で黒い点、黒で光る点、単色で色の欠けを探します。
拭いて動いたり消えたりすれば汚れです。動かなければドット抜けの可能性が高いです。
「黒い画面で光る点が中央付近に 1 個」のように書いておくと、あとの保証の確認(C)でそのまま使えます。
🔧 B. ドット抜けは直せるのか
先に正直にお伝えします。ドット抜けは、基本的に直りません。
画素は、赤・緑・青の 3 つの小さな部品の組み合わせでできています。ドット抜けは、その部品そのものの故障です。
部品の故障なので、ソフトや設定では元に戻せません。
ネットには「指で軽く押す(マッサージ)」「色を高速で点滅させるツール」で直ったという報告もあります。
ただ、効果は薄く、直るとしてもごく一部です。
特に強く押すのはやめてください。周りの画素まで壊して、悪化することがあります。
だから現実的な道は、直すことではなく「交換してもらえるか」を調べることです。次の C がこの記事の中心です。
📋 C. 交換してもらえる基準の調べ方
「ドット抜けがあれば必ず交換」ではありません。多くのメーカーは、「常時点灯が何個以上」「常時消灯が何個以上」なら交換という基準を決めています。
この考え方には、ISO 9241-307 という国際規格のクラス分けが目安として使われています。
ただし、実際の個数はメーカーや製品によって違います。ここで「何個なら大丈夫」と言い切ることはできません。
「メーカー名 ドット抜け ポリシー」で検索します。多くのメーカーが、交換の条件をサポートページで公開しています。
購入から日が浅いうちは、メーカー基準より手厚く交換してくれる店があります。期間は店によって違うので、注文履歴や店のサイトで確認してください。
購入時に有料で付けられる保証で、1 個からの交換に対応する店があります。入ったかどうか覚えていなくても、レシートや購入履歴に残っています。
A で作ったメモ(種類・場所・個数)をそのまま伝えます。単色を表示した画面をスマホで撮っておくと、状況が一度で伝わり、やり取りが早く進みます。
🤔 D. 交換できなかった場合の考え方
基準を満たさず、交換できないこともあります。その場合の考え方です。
画面の端の 1 点なら、慣れて気にならなくなる人が多いです。数日使ってから判断しても遅くありません。
一方、画面の中央の常時点灯は目に付きやすいです。毎日の作業でずっと視界に入るなら、買い替えを検討する価値があります。
修理に出しても中の画面ごとの交換になり、買い替えより高くつくことが多いためです。
そして次からの習慣をひとつ。新しいモニターが届いたら、その日にモニターテストで検査してください。
初期不良の交換期間は短いので、期間内に見つけて申告できるかどうかで結果が変わります。
よくある質問
ドット抜けは増えますか?
増えないまま何年も使えることが多いですが、増えることもあります。増えた場合はその都度メーカーの基準と照らし合わせてください。
使っているうちに増えた分は、保証期間内であれば交換の対象になることがあります。
ドット抜けが 1 個だけでも交換できますか?
メーカーの通常保証では、1 個では交換の対象にならないことが多いです。
購入時に有料の「ドット抜け保証」オプションに入っていれば、1 個から交換できる店があります。まず自分の購入履歴と保証の条件を確認してください。
スマホの画面にもドット抜けはありますか?
あります。モニターテストはスマホでも動くので、同じ方法で確認できます。画面をタップすると次の色に進みます。
見つけた場合の連絡先は、キャリアやメーカーのサポート窓口です。
中古で買ったモニターにドット抜けを見つけました
正直にお伝えすると、中古品でメーカー保証を使うのは難しいことが多いです。
中古販売店の動作保証期間内なら、その店に相談する価値はあります。次からは、届いたその日に検査する習慣がおすすめです。