公開 2026-09-19 / 最終更新 2026-09-19 / 検査の方法と基準

ドット抜けの確認方法と、交換してもらえる基準

画面に黒い点がある。光りっぱなしの点がある。
それは「ドット抜け」かもしれません。
1分で確認する方法と、交換してもらえるかの調べ方を説明します。

まず検査(1分) 🔒 何も送信されません

はじめる前に、画面を柔らかい布で拭いてください。ホコリとドット抜けは、見た目がそっくりだからです。
そのうえでモニターテスト(無料)を開き、単色を全画面表示して点を探します。

  • 白い画面に黒い点 → 常時消灯の疑い(A へ
  • 黒い画面に光る点 → 常時点灯の疑い(A へ
  • どの色でも見つからない → ドット抜けはありません。この記事を読む必要はありません

🖥️ モニターテストを開く

種類の早見表

見え方種類特徴
黒い画面で、光る点常時点灯一番目立つ。交換の基準でも別枠で数えることが多い
白い画面で、黒い点常時消灯目立ちにくい。白い画面で探すと見つかる
赤・緑・青のどれかの画面でだけ見える点一部の色だけの欠け単色表示でないと気付きにくい
布で拭くと動く・消えるホコリ・汚れ故障ではない。検査の前に拭くのはこのため

画面全体が映らない・「信号なし」と出る場合は、ドット抜けではなく接続の問題です。「信号なし」と出る時の直し方をどうぞ。

🔍 A. ドット抜けの種類と見分け方

ドット抜けとは、画面を作っている小さな点(画素)のどれかが、正しく光らなくなった状態です。

大きく分けて 3 種類あります。

常時点灯は、周りが黒くても光り続ける点です。黒い画面で探すと見つかります。
赤・緑・青のどれかの色に光って見えることが多く、小さくても目に入るので、3 種類の中で一番目立ちます。

常時消灯は、周りが明るくても黒いままの点です。白い画面で探すと見つかります。
普段の画面では気付かないことも多いです。

一部の色だけの欠けは、画素の中の赤・緑・青のどれかだけが働かない状態です。
赤・緑・青の単色を順に表示すると、その色の画面でだけ点が見えます。

1.電源を切って、画面を柔らかい布で拭く
ホコリや小さな汚れは、ドット抜けと見分けがつきません。先に取り除きます。
2.モニターテストで白・黒・赤・緑・青を全画面表示する
白で黒い点、黒で光る点、単色で色の欠けを探します。
3.見つけた点をもう一度軽く拭いてみる
拭いて動いたり消えたりすれば汚れです。動かなければドット抜けの可能性が高いです。
4.種類・場所・個数をメモする
「黒い画面で光る点が中央付近に 1 個」のように書いておくと、あとの保証の確認(C)でそのまま使えます。

🔧 B. ドット抜けは直せるのか

先に正直にお伝えします。ドット抜けは、基本的に直りません。

画素は、赤・緑・青の 3 つの小さな部品の組み合わせでできています。ドット抜けは、その部品そのものの故障です。
部品の故障なので、ソフトや設定では元に戻せません。

ネットには「指で軽く押す(マッサージ)」「色を高速で点滅させるツール」で直ったという報告もあります。
ただ、効果は薄く、直るとしてもごく一部です。

特に強く押すのはやめてください。周りの画素まで壊して、悪化することがあります。

だから現実的な道は、直すことではなく「交換してもらえるか」を調べることです。次の C がこの記事の中心です。

📋 C. 交換してもらえる基準の調べ方

「ドット抜けがあれば必ず交換」ではありません。多くのメーカーは、「常時点灯が何個以上」「常時消灯が何個以上」なら交換という基準を決めています。

この考え方には、ISO 9241-307 という国際規格のクラス分けが目安として使われています。
ただし、実際の個数はメーカーや製品によって違います。ここで「何個なら大丈夫」と言い切ることはできません。

1.自分のモニターの基準を調べる
メーカー名 ドット抜け ポリシー」で検索します。多くのメーカーが、交換の条件をサポートページで公開しています。
2.買った直後なら、販売店の初期不良交換を確認する
購入から日が浅いうちは、メーカー基準より手厚く交換してくれる店があります。期間は店によって違うので、注文履歴や店のサイトで確認してください。
3.「ドット抜け保証」オプションを確認する
購入時に有料で付けられる保証で、1 個からの交換に対応する店があります。入ったかどうか覚えていなくても、レシートや購入履歴に残っています。
4.メモと写真を添えて問い合わせる
A で作ったメモ(種類・場所・個数)をそのまま伝えます。単色を表示した画面をスマホで撮っておくと、状況が一度で伝わり、やり取りが早く進みます。

🤔 D. 交換できなかった場合の考え方

基準を満たさず、交換できないこともあります。その場合の考え方です。

画面の端の 1 点なら、慣れて気にならなくなる人が多いです。数日使ってから判断しても遅くありません。

一方、画面の中央の常時点灯は目に付きやすいです。毎日の作業でずっと視界に入るなら、買い替えを検討する価値があります。
修理に出しても中の画面ごとの交換になり、買い替えより高くつくことが多いためです。

そして次からの習慣をひとつ。新しいモニターが届いたら、その日にモニターテストで検査してください。
初期不良の交換期間は短いので、期間内に見つけて申告できるかどうかで結果が変わります。

よくある質問

ドット抜けは増えますか?

増えないまま何年も使えることが多いですが、増えることもあります。増えた場合はその都度メーカーの基準と照らし合わせてください。

使っているうちに増えた分は、保証期間内であれば交換の対象になることがあります。

ドット抜けが 1 個だけでも交換できますか?

メーカーの通常保証では、1 個では交換の対象にならないことが多いです。

購入時に有料の「ドット抜け保証」オプションに入っていれば、1 個から交換できる店があります。まず自分の購入履歴と保証の条件を確認してください。

スマホの画面にもドット抜けはありますか?

あります。モニターテストはスマホでも動くので、同じ方法で確認できます。画面をタップすると次の色に進みます。

見つけた場合の連絡先は、キャリアやメーカーのサポート窓口です。

中古で買ったモニターにドット抜けを見つけました

正直にお伝えすると、中古品でメーカー保証を使うのは難しいことが多いです。

中古販売店の動作保証期間内なら、その店に相談する価値はあります。次からは、届いたその日に検査する習慣がおすすめです。

問い合わせの前に: 見つけた点の種類(常時点灯か常時消灯か)・場所・個数をメモしてからメーカーや販売店に連絡すると、交換の基準に当てはまるかの判断が一度で進みます。検査はモニターテストで何度でも無料です。