Joy-Conが勝手に動く(ドリフト)時の直し方
触っていないのにカーソルやキャラが勝手に動く。
Joy-Conで特に報告が多い、スティック内部のすり減り(ドリフト)の症状です。
慌てて買い替える前に、無料でできる対処から順に試しましょう。
① Switch本体で見る: 「設定 → コントローラーとセンサー → スティックの補正」を開くと、スティックの今の状態が画面で見られます(表記はバージョンで変わります)。
手を離しているのに印が中心からずれていれば、ドリフトのサインです。
② 数字で測る: コントローラーテスト(無料)なら、Joy-ConをBluetoothでPCやスマホにつなぐだけで、手を離した状態の傾きを%で実測できます。
修理に出すか迷ったら、この数値で判断できます。
※ Joy-Conを1本だけでつなぐと、ボタンの配置が標準のコントローラーと異なる場合があります。スティックの傾きの測定には問題ありません。
原因の早見表
| 症状 | 一番多い原因 | 読む場所 |
|---|---|---|
| 触っていないのにカーソルや視点が流れる | スティック内部の部品のすり減り(ドリフト) | A |
| 補正した直後は直るが、数日で戻る | すり減りが進んでいるサイン | B |
| 買ったばかりなのに動く | 初期不良。修理ではなく購入店で交換 | B |
| 特定のゲームの中だけ勝手に動く | ゲーム側の設定や視点の自動調整 | 汎用のドリフト記事 |
| ProコンやPS5のコントローラーが流れる | 機種を問わず起きる摩耗のドリフト | 汎用のドリフト記事 |
🧹 A. まず無料でできること
お金のかからない対処が3つあります。上から順に試してください。
どれも数分で終わり、Joy-Conを傷める心配もありません。
HOMEメニューの「設定 → コントローラーとセンサー → スティックの補正」を開き、画面の案内に沿って補正したい側のスティックを操作します(表記はバージョンで変わります)。
補正は「中心のずれ」を本体に覚え直させる機能です。ずれが小さいうちは、これだけで症状が消えることがあります。
ただし部品のすり減りそのものを直すわけではないので、進行するとまたずれてきます。
Joy-Conの電源が切れた状態で、スティックの根元の隙間にエアダスターで空気を吹き込みます。
乾いた綿棒で根元をなぞりながら、スティックをゆっくり一周回すのも有効です。根元の保護シートの隙間には、ホコリやお菓子の粉がたまりやすいためです。
接点復活剤などのスプレーは内部の樹脂を傷めることがあり、分解は保証が使えなくなる恐れがあります。どちらもやめておきましょう。
「設定 → コントローラーとセンサー → コントローラーの更新」でJoy-Con側を、「設定 → 本体 → 本体の更新」で本体側を最新にします。
更新でスティック周りの挙動が改善した例もあるので、修理に出す前に一度確認する価値があります。
3つ試しても勝手に動くなら、コントローラーテストで傾きを測ってメモしてから、B に進んでください。
🛠️ B. 任天堂の修理窓口に相談する
Joy-Conのドリフトは、任天堂が無償修理の対象にしている場合があります。
時期・地域・本体やJoy-Conの状態によって扱いが変わるため、ここでは断定しません。必ず公式の窓口で最新の条件を確認してください。
保証期間を過ぎていても無償になった事例が知られています。「有料だろうから」とあきらめる前に、一度調べる価値があります。
「Joy-Con 修理」で検索して、任天堂公式のオンライン修理受付のページを開きます。
そこで症状を選ぶと、修理の条件とおおよその金額(無償になる場合を含む)が確認できます。
受付が済んだら、案内に沿ってJoy-Conを梱包して発送します。本体ごと送る必要はなく、症状のあるJoy-Conだけで大丈夫です。
買ったばかりで症状が出た場合は初期不良の可能性が高いので、修理ではなく購入店に交換を申し出てください。
申し込みの症状欄に、コントローラーテストの実測値(手を離して何%傾いたか)と「いつから・どのゲームで起きるか」を書いておくと、症状の説明が一度で伝わります。
「時々しか出ない」症状でも、数値があれば伝わりやすくなります。
🛒 C. 買い替え・代替品を選ぶ
修理の間もゲームで遊びたい時や、何度もドリフトを繰り返している時は、買い替えも選択肢です。主な候補は3つです。
一番迷わない選択です。左右セットのほかに片方だけの販売もあるので、壊れた側だけ買い替えれば安く済みます。
テレビにつないで遊ぶことが多いなら、握りやすく電池も長持ちするProコントローラーが快適です。
ただしスティックの部品は同系なので、ドリフトが絶対に起きないわけではありません。
磁気で傾きを測る方式で、接点がすり減らないため、構造的にドリフトが起きにくいとされています。
ただし互換品を選ぶ時は、任天堂ライセンス品かどうかと、機能の差(HD振動・amiibo・本体のスリープ解除など)に対応しているかを商品説明で確認してください。ライセンスのない製品では使えない機能があります。
Joy-Con以外のコントローラーの対処や、デッドゾーンなど汎用のドリフト対策は、スティックが勝手に動く時の直し方にまとめています。
よくある質問
Joy-Conの修理は無料ですか
任天堂はJoy-Conのドリフトを無償修理の対象にしている場合があります。保証期間外でも無償になった事例が知られていますが、時期や状態によって扱いは変わります。申し込む前に、任天堂公式のオンライン修理受付で最新の条件を確認してください。
補正しても数日で元に戻ります
内部の部品のすり減り(摩耗)が進んでいるサインです。補正は中心のずれを本体に覚え直させるだけで、部品そのものは直りません。掃除(A の 2)でも変わらなければ、任天堂の修理窓口(B)への相談をおすすめします。
Joy-Conは片方だけ買えますか
買えます。Joy-Conは左右セットのほかに片方だけの販売があり、セットより安く済みます。壊れたのが片方だけなら、その側だけ買い替えるのが節約になります。
互換コントローラーでも大丈夫ですか
遊べますが、選ぶ時に2点だけ確認してください。1つは任天堂ライセンス品かどうか。もう1つは機能の差で、ライセンスのない互換品はHD振動やamiibo、本体のスリープ解除などが使えないことがあります。商品説明で対応機能を確認してから選びましょう。