ワイヤレスキーボードが繋がらない・途切れる時の直し方
電源は入っているのに、文字が打てない。つながっても、時々切れる。
ワイヤレスキーボードの不調は、接続方式によって直し方が違います。
お金のかからない確認から順に説明します。
このページは、画面のマウス操作やタッチパッドだけでも読み進められます。キーボードが今使えなくても大丈夫です。
- とりあえず繋がっている → キーボード診断(無料)で「キーが反応するか」「取りこぼしがないか」を実測できます
- まだ繋がらない・認識しない → 下の A から順に
- 一部のキーだけ効かない → 一部のキーだけ反応しない時の直し方
- 1 回押したのに 2 回入力される → チャタリングの直し方
接続方式と症状の早見表
直し方が分かれます。まず自分のキーボードがどちらかを見分けてください。
| 接続方式 | 見分け方 | よくある症状 | 読む場所 |
|---|---|---|---|
| USB レシーバー (2.4GHz) | 小さな USB 部品を挿して使う。箱に「2.4GHz」の表示 | 挿しても認識しない。急に途切れる | B |
| Bluetooth | USB に挿す部品がない。設定画面で登録する | 設定画面に名前が出ない。起動時に使えない | C |
| どちらか分からない | 裏面に小さな USB 部品が収まる窪みがあればレシーバー型 | 買ったばかりで一度も繋がらない | A |
🔋 A. まず確認する 4 つ(両方式に共通)
どちらの方式でも、最初はこの 4 つです。ここで直ることがよくあります。
キーボードの裏側にある小さなスイッチです。入れ忘れは意外と多いです。
ON でも、一度 OFF にして数秒待ち、もう一度 ON にしてみてください。
電池が少し残っていると、ランプは光るのに文字は打てない、という状態になります。充電式なら 30 分ほど充電してから試してください。
新品の時の定番です。電池ケースを開けて、透明なフィルムが挟まっていないか見てください。
一度も動いたことがないなら、まずここです。電池の向きも確認しましょう。
📡 B. USB レシーバー型が繋がらない時
パソコンに小さな USB 部品(レシーバー)を挿して使うタイプです。上から順にどうぞ。
USB3.0 の口(中が青いことが多い)の隣は電波が乱れやすいので、離れた口に挿してください。
たこ足配線(ハブ)は電力が足りず、不安定になることがあります。一度本体の口に直接どうぞ。
金属の机、ディスプレイの裏、パソコン本体の背面は電波が届きにくい場所です。物の陰にならない側に挿すと安定します。
パソコンが机の下や足元にある時に効きます。数百円の USB 延長ケーブルで、レシーバーを机の上まで伸ばしてみてください。
手順は機種により違うので、取扱説明書かメーカーのページで「ペアリング」を探してください。
レシーバーだけを買える機種や、共用のレシーバーに登録し直せる機種があります。対応は機種によって違うので、型番でメーカーのページを確認してください。
🔵 C. Bluetooth 型が繋がらない時
Windows は「設定 → Bluetooth とデバイス」、Mac は「システム設定 → Bluetooth」です(バージョンにより表記が異なります)。
一覧にキーボードがあれば「削除(ペアリング解除)」して、登録し直します。「接続済み」なのに打てない時に一番効きます。
登録できる状態になるとランプが点滅します。点滅しないと設定画面に名前が出てきません。
Fn キーと数字キーで接続先を切り替える機種もあります。切り替え先がスマホのまま、は定番の勘違いです。
設定画面の一番上のスイッチが OFF になっていませんか。機内モードがオンだと Bluetooth も切れます。
BIOS・UEFI の画面やログイン画面では、Bluetooth キーボードが効かない機種があります。故障ではありません。
安い有線キーボードが 1 本あると、パスワードが打てなくて困る事態を防げます。
〰️ D. 遅れる・途切れる時
繋がってはいるのに、打った文字が遅れて出る。急に止まって、また動き出す。
この場合は、電池と電波がほとんどの原因です。
電池が減ると通信が不安定になり、入力が遅れたり飛んだりします。「途切れる」症状こそ、先に新品の電池をどうぞ。
Wi-Fi ルーター、電子レンジ、USB3.0 の外付け SSD やハブは、無線キーボードの電波と干渉しやすい物です。
机の下のパソコン、厚い板、金属の棚は電波を弱めます。レシーバー型なら、延長ケーブルで手元に近づけるのが一番効きます(B の 4)。
オフィスやカフェは電波が混み合います。レシーバーの位置を変え、パソコンを再起動してみてください。
正直に書きます。無線は有線ほど安定しません。ゲームや音楽制作なら、有線か、メーカー専用の高速レシーバーが確実です。
🔧 E. それでも駄目な時
別のパソコンでも繋がらないなら、キーボード本体の故障がほぼ確定です。繋がるなら、元のパソコン側の問題です。
買ってから 1〜2 年以内なら、無料で交換してもらえることが多いです。レシート・箱・通販の注文履歴のどれかがあれば十分です。
新品で一度も動かないなら、購入店に交換を申し出てください。
ワイヤレスキーボードの修理代は、買い替えより高くつくことがほとんどです。
安い有線キーボードを 1 本予備に持っておくと、次に困った時もその日のうちに仕事を続けられます。
無線に限らず、キーボードが反応しない時の全体の流れはキーボードが反応しない時の直し方にまとめています。
よくある質問
レシーバー(USB の受信機)をなくしました
レシーバーだけを別に買えることがあります。共用できるレシーバーに対応した機種なら、別売のものに登録し直せる場合もあります。
対応は機種によって違い、他社のレシーバーは使えないことがほとんどです。型番でメーカーのページを確認してください。
電池を新品に替えても繋がりません
まず電池の向きと、絶縁シートの外し忘れを確認してください。充電式の電池は古くなると、満充電でも力が足りないことがあります。
それでも駄目なら接続の問題です。USB レシーバー型は B、Bluetooth 型は C へ進んでください。
パソコンの起動時やログイン画面で使えません
BIOS・UEFI の画面やログイン画面では、Bluetooth キーボードが効かない機種があります。パソコンが Bluetooth を動かす前の画面だからで、故障ではありません。
USB レシーバー型なら使えることが多いです。安い有線キーボードを 1 本用意しておくと安心です。
1 台のキーボードを 2 台のパソコンで使い回せますか
複数台を登録できる機種なら使えます。Fn キーと数字キーの同時押しで接続先を切り替える方式が多いです。
対応しているかは機種によって違うので、型番で「マルチペアリング」を調べてください。対応していなければ、使うたびに登録し直すことになります。
打つと文字が飛んだり、同じ文字が 2 回出たりします
無線の場合は、まず電池の残量と、電波の邪魔になる物を疑ってください。
電池を新品にして、レシーバーの位置を変えても直らない時は、キーの中のスイッチの摩耗かもしれません。キーボード診断で実測してから、チャタリングの直し方へどうぞ。