キーボードで違う文字が出る・@が打てない時の直し方
キーは反応するのに、押した文字と違う文字が出る。
@を押すと「[」が出る。急にローマ字入力ができなくなった。
原因のほとんどは設定で、故障ではありません。お金をかけずに直せます。
最初に「キー自体は正しく反応しているか」を確かめます。
キーボード診断(無料)でキーを押すと、反応したキーが緑色に光ります。
診断は「押したキーの位置」で判定するので、画面に違う文字が出ていても結果は正しく出ます。
- 全部のキーが緑になる → キーボードは正常です。原因は設定なので、この記事の A・B・C で直ります
- 緑にならないキーがある → そのキーの故障の疑い。一部のキーが効かない時の直し方へ
そもそもキーを押しても何も出ない場合は、キーボードが反応しない時の直し方をご覧ください。
症状の早見表
| 症状 | 原因 | 直す場所 |
|---|---|---|
| @を押すと「[」が出る | 配列の取り違え(日本語⇔英語) | A |
| Shift+2で「"」ではなく「@」が出る | 配列の取り違え(同上) | A |
| 半角/全角を押しても日本語にならない | 入力の切り替え・配列の取り違え | B の 1・A |
| ローマ字を打つと知らないかなが出る | かな入力に切り替わった | B の 2 |
| 大文字しか打てない | Caps Lock がオン | B の 3 |
| ノートで J や K を押すと数字が出る | NumLock がオン | B の 4 |
| 直してもまた戻る・時々おかしくなる | 常駐アプリ・複数の配列登録 | C |
🔤 A. 記号だけおかしい・@が打てない時(配列の取り違え)
文字や数字は普通に打てるのに、記号だけずれる。
これは、パソコンがキーボードの種類を取り違えている時の症状です。
日本で売られているキーボードの多くは「日本語配列(JIS)」ですが、パソコンがそれを「英語配列(US)」と思い込むことがあります。
英語配列では記号の位置が違うため、@の位置に「[」がある、というずれが起きます。逆のパターン(英語キーボードを日本語扱い)もあります。
日本語キーボードが英語配列と取り違えられた時の、代表的な化け方です。
| 押したキー | 出る文字 |
|---|---|
| @ | [ |
| Shift+2(") | @ |
| Shift+8(() | * |
| :(コロン) | ' |
| 半角/全角 | `(または日本語に切り替わらない) |
逆に、英語キーボードで Shift+2 を押して「"」が出る場合は、日本語配列と取り違えられています。直し方は同じで、設定を実物に合わせるだけです。
「設定 → 時刻と言語 → 言語と地域」で日本語の「言語のオプション」を開き、「キーボード レイアウト」を確認します。
お使いのキーボードに合わせて、日本語キーボードか英語キーボードを選び直してください。反映に再起動が必要なことがあります。バージョンにより表記が異なります。
「システム設定 → キーボード → 入力ソース」を確認します。
日本語の入力ソースが正しく入っているか、不要な配列が混ざっていないかを見てください。バージョンにより表記が異なります。
メモ帳などで @ や「"」を打ってみます。上の表の化け方が消えていれば完了です。
🈂 B. 日本語入力まわりがおかしい時
記号のずれではなく、「日本語にならない」「かなが出る」「大文字になる」「数字が出る」場合はこちらです。
どれもキーひとつ・設定ひとつで直ります。
まず画面右下(Mac は右上)の「あ」「A」の表示をクリックして、日本語入力に切り替わるか試します。
クリックなら切り替わるのにキーで切り替わらない場合は、配列の取り違え(A)で半角/全角キーの位置がずれている可能性があります。
「ka」と打って「か」にならず、知らないかなが出るのがこの症状です。
Windows は画面右下の「あ」や「A」を右クリックし、「かな入力」をオフ(ローマ字入力)に戻します。
Mac は「システム設定 → キーボード → 入力ソース」の日本語の設定で、ローマ字入力を選びます。バージョンにより表記が異なります。
Caps Lock(大文字固定)がオンになっています。
Windows の日本語キーボードは Shift+Caps Lock で解除します。Mac は Caps Lock キーを一度押して、ランプが消えれば解除です。
テンキー(右側の数字)で数字が打てない時は、NumLock を一度押します。
ノートパソコンは文字キーの一部をテンキーと兼用しているため、NumLock がオンだと J や K を押すと数字が出ます。NumLk キー(機種により Fn と同時押し)で戻ります。
🔁 C. 一時的な暴走・直してもまた戻る時
A・B に当てはまらない化け方や、直してもくり返す場合は、パソコン側の一時的な不調か、他のアプリが原因です。
一番簡単で、一番よく直ります。入力まわりの一時的な暴走はこれで消えます。
有線はケーブルを、無線は受信機(レシーバー)を挿し直します。認識がやり直され、取り違えが解消することがあります。
キー割り当てを変えるソフトや、ゲーミングキーボードの設定アプリが入っていると、特定のアプリの起動中だけキーが変わることがあります。
心当たりのあるソフトを一度終了して、症状が消えるか確かめてください。
キーボード配列や言語が複数登録されていると、ショートカットで意図せず切り替わり、「直してもまた戻る」原因になります。
Windows は「設定 → 時刻と言語 → 言語と地域」、Mac は「入力ソース」から、使わないものを削除してください。
よくある質問
急にローマ字入力ができなくなりました(かな入力になった)
日本語入力の方式が「かな入力」に切り替わっています。故障ではありません。Windows は画面右下の「あ」や「A」を右クリックして「かな入力」をオフ(ローマ字入力)に戻します(B の 2)。
Alt キーと「カタカナひらがな」キーを同時に押すと切り替わる設定があり、気づかずに押して変わってしまうことが多いです。
@マークが打てません(「[」など別の記号が出ます)
パソコンがキーボードの配列(日本語・英語)を取り違えている時の定番の症状です。Windows は設定の「キーボード レイアウト」、Mac は「入力ソース」で、実際のキーボードに合った配列に直すと元に戻ります(A)。
大文字しか打てません
Caps Lock(大文字固定)がオンになっています。Windows の日本語キーボードは Shift を押しながら Caps Lock を押すと解除できます。Mac は Caps Lock キーを一度押して、ランプが消えれば解除です(B の 3)。
ノートパソコンで、J や K を押すと数字が出ます
NumLock(数字固定)がオンになっています。ノートパソコンは文字キーの一部をテンキーと兼用しているため、NumLock がオンだと J や K が数字になります。NumLk キーを一度押してください。機種によっては Fn キーと同時に押します(B の 4)。