マイクが認識しない・反応しない時の直し方
マイクが一覧に出ない。声を出しても反応しない。
慌てて買い替える前に、原因を順番に調べましょう。
お金のかからない確認から順に説明します。どの会議アプリでも共通です。
最初に「マイク自体は生きているか」をはっきりさせると、調べる場所は半分に絞れます。
マイクテスト(無料・録音はこの端末内のみ)を開いて、話した時にメーターが動くかを見てください。
原因の早見表
| 症状 | 一番多い原因 | 読む場所 |
|---|---|---|
| マイクが一覧に出ない | 接続・ミュートスイッチ・OSで無効になっている | A |
| 一覧には出るが、声に反応しない | 入力音量が0・違うマイクが選ばれている | B |
| 特定のアプリでだけ入らない | アプリのマイク選択・許可 | C |
| 声が小さいと言われる | 入力音量・マイクとの距離 | B の 4 |
| 相手の声が聞こえない | マイクではなくスピーカー側の問題 | 音が出ない時の直し方 |
🔌 A. マイクが一覧に出ない(認識しない)時
パソコンがマイクの存在に気づいていない状態です。お金のかからない順に試します。
USBマイク・USBヘッドセットは、抜いて別の差し込み口に挿し替えます。差し込み口側が故障していることもあるためです。
USBハブ(たこ足)経由なら、パソコン本体に直接挿してみてください。
Bluetoothの場合は、設定で一度「削除(ペアリング解除)」してから、もう一度登録し直します。
イヤホン型のプラグは、金属部分の黒い線の数で種類が分かれます。線が3本=4極(マイク付き)、2本=3極(音だけ)です。
パソコン側にマイクの口(ピンク)とヘッドホンの口(緑)が分かれている場合、4極プラグをそのまま挿してもマイクは効きません。4極を2つに分ける変換アダプタが必要です。
逆に、口が1つのパソコンに3極マイクは挿せません。
意外とこれが一番多い原因です。ヘッドセットはケーブルの途中や耳あて部分に、音を切る小さなスイッチが付いていることがあります。
マイクのアーム(棒の部分)を上げるとミュートになる機種、本体にミュートボタンがある機種もあります。全部の位置を一度確認してください。
Windows: 設定 → システム → サウンド → 入力。マイクが見当たらなければ、「サウンドの詳細設定」を開き、録音の一覧の空白部分を右クリックして「無効なデバイスの表示」にチェックを入れます。灰色で出てきたら、右クリックして「有効」にします。
Mac: システム設定 → サウンド → 入力 で、一覧にマイクが出ているか確認します。
バージョンにより表記が異なります。近い名前の項目を探してください。
一時的な不調はこれで消えます。マイクを挿したまま再起動してください。
マイクを動かす部品ソフト(ドライバ)が壊れていることがあります。メーカーの公式サイトで機種名を検索し、最新のドライバや設定ソフトを入れ直してください。
公式サイト以外からのダウンロードは避けましょう。
別の機器でも認識しないなら、マイク本体の故障がほぼ確定です。
買ってから1〜2年以内なら、メーカー保証で無料交換してもらえることが多いです。レシート・箱・通販の注文履歴のどれかがあれば十分です。
🎚️ B. 認識はするのに、声を拾わない時
一覧には出ているのに反応しないなら、マイクは壊れていないことが多いです。設定を順に見ます。
Windows: 設定 → システム → サウンド → 入力 で、音量のつまみを確認します。
Mac: システム設定 → サウンド → 入力 の「入力音量」です。
0や1割になっていたら、7〜8割まで上げて話してみてください。
パソコンには複数のマイクがつながっていることが多いです。モニター内蔵やWebカメラ内蔵のマイクが選ばれていて、使いたいヘッドセットの声を拾っていないのは定番中の定番です。
上と同じ入力の画面で、使いたいマイクを既定(デフォルト)に選び直します。
マイクテストでもマイクを切り替えながら、どれが生きているか確認できます。
Windows: 設定 → プライバシーとセキュリティ → マイク で、「マイクへのアクセス」をオンにします。アプリごとのスイッチもあわせて確認してください。
Mac: システム設定 → プライバシーとセキュリティ → マイク で、使いたいアプリのスイッチをオンにします。
ここが切れていると、マイクが正常でもどのアプリにも声が届きません。
口から20〜30cmが目安です。遠すぎると「声が小さい」と言われます。
多くのマイクは正面の音だけ拾う作り(単一指向性)です。マイクの正面が口を向いているか、裏返しになっていないかを確認してください。
📱 C. 特定のアプリでだけ使えない時
マイクテストで声が入るのに、会議アプリでだけ入らないなら、マイクは正常です。原因はアプリの中の設定(マイクの選択・ミュート・許可)にあります。
アプリごとに画面が違うので、それぞれの記事で説明しています。
- Zoomでマイクが聞こえない・認識しない時の直し方 — ミュート・マイク選択・ビックリマーク(⚠)の消し方
- Teamsでマイクが使えない・認識されない時の直し方 — デバイス設定・グレーアウト・テスト通話
- Discordでマイクが入らない時の直し方 — 入力デバイス・音声設定
よくある質問
イヤホンのマイクだけ認識しません
プラグの種類が合っていないことが多いです。マイク付きイヤホンは黒い線が3本の「4極」で、線が2本の「3極」の口に挿すと音は出てもマイクは効きません(A の 2)。パソコン側がマイク端子とヘッドホン端子に分かれている場合は、4極を2つに分ける変換アダプタ(数百円)が必要です。
内蔵マイクがあるはずなのに、一覧に出ません
OSの設定でマイクが「無効」にされているか、プライバシー設定でマイクへのアクセスが切られていることが多いです。Windowsは「サウンドの詳細設定」で無効なデバイスを表示して有効化し(A の 4)、プライバシー設定のマイクへのアクセスをオンにしてください(B の 3)。
声が小さいと言われます
OSの入力音量が低いか、マイクとの距離が遠いのが定番です。入力音量を7〜8割に上げ(B の 1)、口から20〜30cmを目安にしてください(B の 4)。マイクテストで、話した時にメーターがしっかり動くかを確認できます。
昨日まで使えていたのに、急に認識しなくなりました
故障よりも、既定のマイクが別の機器に切り替わった・OSの更新で設定が変わった、が多いです。入力デバイスの一覧で正しいマイクを選び直し(B の 2)、直らなければ挿し直し(A の 1)と再起動(A の 5)を試してください。