iPadが充電できない時の対処
ケーブルを挿したのに充電マークが出ない。充電が極端に遅い。
原因は、ケーブル・アダプター・差し込み口・本体のどこかにあります。
お金のかからない確認から順に説明します。
まず確認(30秒) 🔒 入力は送信されません
充電の症状で読む場所が決まります。
iPadの診断(無料)でも、動作の状態を選んで確認できます。
原因の早見表
| 症状 | もっとも多い原因 | 読む場所 |
|---|---|---|
| 充電マークが出ない | ケーブル・アダプターの不調 | A |
| 充電が極端に遅い | アダプターの出力不足・ケーブルの劣化 | B |
| 充電が途中で止まる | 高温での充電の停止・接触不良 | B |
| 「サポートしていません」の表示 | 対応外の機器・端子の汚れ | A・C |
| 減りが極端に速い | バッテリーの劣化 | D |
🔌 A. ケーブルとアダプターを確認する
充電ができない原因の大半は、ケーブルとアダプターの側にあります。本体を疑う前に、ここを確認します。
1.別のケーブルに変える
ケーブルは、見た目では分からない断線があります。特に端子の根元近くは折れやすい場所です。手持ちの別のケーブルに変えて確認します。
ケーブルは、見た目では分からない断線があります。特に端子の根元近くは折れやすい場所です。手持ちの別のケーブルに変えて確認します。
2.別のアダプターに変える
アダプター(コンセントに差す四角い部分)が原因の場合もあります。別のアダプター、またはスマホ用のアダプターで確認します。出力が小さいと充電が遅くなるため、判定は「充電が始まるか」で行ってください。
アダプター(コンセントに差す四角い部分)が原因の場合もあります。別のアダプター、またはスマホ用のアダプターで確認します。出力が小さいと充電が遅くなるため、判定は「充電が始まるか」で行ってください。
3.純正か認証済みの機器を使う
対応外のケーブルやアダプターは、充電が始まらない・「サポートしていません」の表示が出る・充電が不安定になる、といった症状を作ります。純正またはメーカーの認証を受けた機器で確認します。
対応外のケーブルやアダプターは、充電が始まらない・「サポートしていません」の表示が出る・充電が不安定になる、といった症状を作ります。純正またはメーカーの認証を受けた機器で確認します。
4.コンセントと延長を確認する
延長コードやタップの不調、コンセント側の問題の可能性もあります。別のコンセントに挿し替えて、延長を挟まずに確認します。
延長コードやタップの不調、コンセント側の問題の可能性もあります。別のコンセントに挿し替えて、延長を挟まずに確認します。
⚡ B. 電力の供給を確認する(遅い・止まる)
1.充電の経路を疑う
充電が遅い・途中で止まる場合は、パソコンのUSB、モニターやキーボードのUSB口、電力の小さいハブ経由の充電が原因のことがあります。コンセントからアダプターで直接充電して比較してください。
充電が遅い・途中で止まる場合は、パソコンのUSB、モニターやキーボードのUSB口、電力の小さいハブ経由の充電が原因のことがあります。コンセントからアダプターで直接充電して比較してください。
2.高温を避ける
本体が熱いと、熱を守るために充電が遅くなる・止まることがあります。ケースを外し、直射日光や暖房を避けた場所で充電してください。夏の車内での充電は特に注意が必要です。
本体が熱いと、熱を守るために充電が遅くなる・止まることがあります。ケースを外し、直射日光や暖房を避けた場所で充電してください。夏の車内での充電は特に注意が必要です。
3.使用中の負荷を減らす
動画や会議をしながらの充電は、消費が充電に追いつかず、数字が増えないように見えることがあります。充電の確認は、画面を閉じた状態で行うのが確実です。
動画や会議をしながらの充電は、消費が充電に追いつかず、数字が増えないように見えることがあります。充電の確認は、画面を閉じた状態で行うのが確実です。
🧹 C. 差し込み口(端子)を掃除する
⚠️ 掃除の注意
金属の物を差し込まないでください。端子を傷つけると、接触不良が悪化します。柔らかいブラシと乾いた空気の吹き出しで行います。
金属の物を差し込まないでください。端子を傷つけると、接触不良が悪化します。柔らかいブラシと乾いた空気の吹き出しで行います。
1.端子の入り口を確認する
ライトで照らして、本体の差し込み口に、ほこりや糸くずがたまっていないか確認します。カバンの底に入れたまま運ぶと、端子に細かい物が入りやすいです。
ライトで照らして、本体の差し込み口に、ほこりや糸くずがたまっていないか確認します。カバンの底に入れたまま運ぶと、端子に細かい物が入りやすいです。
2.乾いた状態で掃除する
電源を切り、柔らかいブラシや乾いた綿棒で、入り口のほこりを優しく取り除きます。エアダスター(缶の圧縮空気)で吹き飛ばす方法もあります。
電源を切り、柔らかいブラシや乾いた綿棒で、入り口のほこりを優しく取り除きます。エアダスター(缶の圧縮空気)で吹き飛ばす方法もあります。
3.ケーブルの端子も確認する
ケーブル側の端子も汚れていないか確認します。両方の端子の汚れがなければ、挿し直して充電マークが出るか確認します。
ケーブル側の端子も汚れていないか確認します。両方の端子の汚れがなければ、挿し直して充電マークが出るか確認します。
4.端子が曲がっている場合
端子の金属が曲がっている・黒ずんでいる場合は、掃除では直りません。無理に触らず、修理の相談に進んでください。
端子の金属が曲がっている・黒ずんでいる場合は、掃除では直りません。無理に触らず、修理の相談に進んでください。
🔋 D. バッテリーの劣化を確認する
1.設定でバッテリーの状態を確認する
設定 → バッテリー から、バッテリーの状態(性能の上限)の表示を確認できます。劣化が進んでいる場合、この表示が出ます。
設定 → バッテリー から、バッテリーの状態(性能の上限)の表示を確認できます。劣化が進んでいる場合、この表示が出ます。
2.劣化のサインを確認する
充電を100%にしても減りが極端に速い、充電の量が前より少ない、急に電源が切れる、といった症状が並ぶなら、バッテリーの劣化が濃くなります。
充電を100%にしても減りが極端に速い、充電の量が前より少ない、急に電源が切れる、といった症状が並ぶなら、バッテリーの劣化が濃くなります。
3.バッテリーの使い方を見直す
日ごろの充電は、0%まで使わず、20〜80%の範囲を心がけると、劣化の進みが緩やかになります。長期間使わない場合は、50%ほど充電してから保管するのが推奨されています。
日ごろの充電は、0%まで使わず、20〜80%の範囲を心がけると、劣化の進みが緩やかになります。長期間使わない場合は、50%ほど充電してから保管するのが推奨されています。
🔍 E. 故障の見分け方
ケーブル・アダプター・掃除を確認しても充電マークが出ないなら、本体側の原因が濃くなります。
1.複数の充電の手段で試す
コンセントからの充電、別のケーブル、可能ならワイヤレス充電対応機種ならワイヤレスでの充電など、手段を変えて確認します。すべてで充電できないなら、本体側の故障の可能性が高くなります。
コンセントからの充電、別のケーブル、可能ならワイヤレス充電対応機種ならワイヤレスでの充電など、手段を変えて確認します。すべてで充電できないなら、本体側の故障の可能性が高くなります。
2.再起動を試す
充電の管理の仕組みが一時的に不調になることがあります。再起動して、充電マークが出るか確認します。充電が完全にできない場合は、電源が入るうちに再起動してください。
充電の管理の仕組みが一時的に不調になることがあります。再起動して、充電マークが出るか確認します。充電が完全にできない場合は、電源が入るうちに再起動してください。
3.端子がゆるい・ケーブルが抜けやすい場合
ケーブルがかたくなっていて、差し込んでも抜けやすい場合は、端子の摩耗の可能性があります。修理の相談の材料にしてください。
ケーブルがかたくなっていて、差し込んでも抜けやすい場合は、端子の摩耗の可能性があります。修理の相談の材料にしてください。
💰 F. 保証と修理の目安
1.保証を確認する
購入から1年以内なら、メーカー保証が使えることが多いです。加入した保証のサービス(AppleCare等)の有無も確認してください。落下や水濡れが原因の場合は対象外になることがあるため、説明書で範囲を確認してください。
購入から1年以内なら、メーカー保証が使えることが多いです。加入した保証のサービス(AppleCare等)の有無も確認してください。落下や水濡れが原因の場合は対象外になることがあるため、説明書で範囲を確認してください。
2.症状をメモして連絡する
「どのケーブル・アダプターでも充電マークが出ないか」「掃除をしたか」「表示の内容」をメモして連絡すると、やり取りが一度で進みます。
「どのケーブル・アダプターでも充電マークが出ないか」「掃除をしたか」「表示の内容」をメモして連絡すると、やり取りが一度で進みます。
3.修理と買い替えの判断
バッテリー交換と端子の修理は、費用が違います。何年も使った機種なら、修理費と買い替えの費用を見比べて判断してください。充電できない状態が続くと、データの確認もできなくなるため、大事なデータのバックアップが済んでいるかを先に確認しておくと安心です。
バッテリー交換と端子の修理は、費用が違います。何年も使った機種なら、修理費と買い替えの費用を見比べて判断してください。充電できない状態が続くと、データの確認もできなくなるため、大事なデータのバックアップが済んでいるかを先に確認しておくと安心です。
よくある質問
ケーブルを挿しても充電マークが出ません
ケーブル・アダプター・差し込み口の3か所のどこかが原因です。別のケーブルとアダプターで確認し、それでも出ないなら差し込み口の掃除と点検に進みます(Aの手順・Cの手順)。
充電がとても遅いです
アダプターの出力が足りないか、ケーブルの劣化の可能性があります。iPad用の出力のあるアダプターと、対応のケーブルを使って確認してください。パソコンのUSBからの充電は遅くなります(Bの手順)。
「このアクセサリはサポートしていません」と出ました
ケーブルかアダプターが、iPadの対応外か、汚れで正しく認識されていない可能性があります。端子を掃除し、純正か認証済みのケーブルで確認してください(Aの手順・Cの手順)。
充電は始まるのに途中で止まります
高温での充電は、本体が熱を守るために止まることがあります。ケースを外して涼しい場所で充電してください。それでも止まるなら、ケーブルや端子の接触を確認します(Bの手順)。
バッテリーの減りが極端に速くなりました
使用年数によるバッテリーの劣化の可能性があります。設定のバッテリーの状態で、性能の上限の表示を確認してください。劣化が進んでいるなら交換の相談が対処になります(Dの手順)。
直らなかった時のために: iPadの診断で確認した症状と、試した確認(別のケーブル・掃除の有無)をメモしてからメーカーサポートに連絡すると、状況説明が一度で伝わります。