ゲームコントローラーの特定のボタンが効かない時の直し方
ジャンプのボタンだけ、たまに出ない。ゲーム中に致命的になる。
ボタンの問題は、「伝わっていない」のか「設定の問題」なのかを
先に分けると、直す場所が決まります。
まず検査(30秒) 🔒 入力は送信されません
効かないボタンを押した時、PCに伝わっているかが最初の分かれ道です。
コントローラーテスト(無料)で、そのボタンを10回押してください。
原因の早見表
| 症状 | 原因の見当 | 読む場所 |
|---|---|---|
| 検査では正常 | ゲーム側の設定・割り当て | B |
| たまに抜ける | 接触の不安定さ・押し方の癖 | C |
| まったく伝わらない | 内部の接触不良の疑い | C・D |
| 1回で2回入る | 接触の劣化 | C の 3 |
| 複数のボタンが同時に死ぬ | 接続や電源の問題の可能性 | C の 1 |
🧪 A. 検査で原因の場所を決める
ゲーム内での「効かない」は、目に見えません。検査で見える形に変えます。
1.全部のボタンを先に検査する
コントローラーテスト(無料)を開き、効かないボタンだけでなく、すべてのボタン・スティック・トリガーを押して動かします。1つだけか、複数あるかで原因の見当が変わります。
コントローラーテスト(無料)を開き、効かないボタンだけでなく、すべてのボタン・スティック・トリガーを押して動かします。1つだけか、複数あるかで原因の見当が変わります。
2.抜ける回数を数える
効かないボタンを、ゆっくり10回押します。「10回中0回伝わる」「10回中3回抜ける」のように、結果を数値でメモします。この数字が、後の修理と買い替えの判断の基準になります。
効かないボタンを、ゆっくり10回押します。「10回中0回伝わる」「10回中3回抜ける」のように、結果を数値でメモします。この数字が、後の修理と買い替えの判断の基準になります。
3.有線に替えて再検査する
無線で使っているなら、USB有線に替えて同じボタンを検査します。有線でも抜けるならコントローラー本体の問題、有線で直るなら接続側の問題と分かります。
無線で使っているなら、USB有線に替えて同じボタンを検査します。有線でも抜けるならコントローラー本体の問題、有線で直るなら接続側の問題と分かります。
⚙️ B. ゲーム側の設定を確認する
検査で正常なら、コントローラーは悪くありません。設定を疑います。
1.ボタンの割り当てを確認する
ゲームの設定で、そのボタンに何が割り当てられているか確認します。割り当ての変更や、プロファイルの切り替えで、意図しない設定になっていることがあります。
ゲームの設定で、そのボタンに何が割り当てられているか確認します。割り当ての変更や、プロファイルの切り替えで、意図しない設定になっていることがあります。
2.既定の設定に戻す
割り当てを既定(デフォルト)に戻して確認します。戻して直れば、設定の変更が原因と分かります。
割り当てを既定(デフォルト)に戻して確認します。戻して直れば、設定の変更が原因と分かります。
3.入力の追加ソフトを確認する
ボタンの入れ替えやマクロのソフトを使っている場合、それが邪魔をすることがあります。一時的に切って、純粋な入力で比較してください。
ボタンの入れ替えやマクロのソフトを使っている場合、それが邪魔をすることがあります。一時的に切って、純粋な入力で比較してください。
🔧 C. 接触の問題の対処
検査で抜けるなら、ボタンの接触を整えます。手を入れる範囲は、保証との兼ね合いで決めます。
1.表面の掃除
乾いた布で表面を拭き、ボタンの隙間に圧縮空気(カメラやPCの掃除用)を短く吹きます。手の脂や粉塵が隙間に入ると、接触に影響することがあります。液体を直接入れるのは避けてください。
乾いた布で表面を拭き、ボタンの隙間に圧縮空気(カメラやPCの掃除用)を短く吹きます。手の脂や粉塵が隙間に入ると、接触に影響することがあります。液体を直接入れるのは避けてください。
2.押し方を変えて比較する
指の腹で押した時と、指先で押した時、押し込む深さを変えた時で、検査の結果が変わるか見ます。押し方で直るなら、癖とシリコンの減りの組み合わせです。強く押す癖は、ボタンの劣化を早めます。
指の腹で押した時と、指先で押した時、押し込む深さを変えた時で、検査の結果が変わるか見ます。押し方で直るなら、癖とシリコンの減りの組み合わせです。強く押す癖は、ボタンの劣化を早めます。
3.「2回入る」症状の確認
検査の記録で、1回の押しに2回以上の入力が残っていないか確認します。出ていれば、接触の劣化が進んでいるサインです。同じボタンの入力が2つ並んで記録される症状は、キーボードの似た症状の記事でも切り分け方を説明しています。
検査の記録で、1回の押しに2回以上の入力が残っていないか確認します。出ていれば、接触の劣化が進んでいるサインです。同じボタンの入力が2つ並んで記録される症状は、キーボードの似た症状の記事でも切り分け方を説明しています。
4.内部の分解は慎重に
保証期間内の機種の分解は保証を失うことがあるため避けます。内部の接触部分(カーボン膜や導電ゴム)の劣化は、分解して確認するしかありませんが、元に戻せない失敗の割合がそれなりにあります。
保証期間内の機種の分解は保証を失うことがあるため避けます。内部の接触部分(カーボン膜や導電ゴム)の劣化は、分解して確認するしかありませんが、元に戻せない失敗の割合がそれなりにあります。
💰 D. 修理・保証・買い替えの判断
検査の数値が、判断の材料になります。
1.保証を先に確認する
購入から1年以内なら、メーカー保証が使えることが多いです。ゲーム機用のコントローラーは、本体と保証が分かれていることもあるので、保証書を確認してください。
購入から1年以内なら、メーカー保証が使えることが多いです。ゲーム機用のコントローラーは、本体と保証が分かれていることもあるので、保証書を確認してください。
2.直すか、買うかの目安
抜けの割合が少なく(10回中1〜2回)影響が小さいなら使い続ける選択もあります。戦闘など入力の精度が勝負になる用途なら、抜けのあるコントローラーは実力を下げます。修理費と新品の価格を見比べて、近ければ買い替えが現実的です。
抜けの割合が少なく(10回中1〜2回)影響が小さいなら使い続ける選択もあります。戦闘など入力の精度が勝負になる用途なら、抜けのあるコントローラーは実力を下げます。修理費と新品の価格を見比べて、近ければ買い替えが現実的です。
3.記録を残してから送る
保証や修理に出す前に、検査の結果(どのボタンがどの割合で抜けるか)をメモしておきます。症状が「たまに起きる」類は、説明が難しい部類で、記録があると伝わりやすいです。
保証や修理に出す前に、検査の結果(どのボタンがどの割合で抜けるか)をメモしておきます。症状が「たまに起きる」類は、説明が難しい部類で、記録があると伝わりやすいです。
🧼 E. 劣化を遅らせる使い方
予防の考え方です。断定はできませんが、減らせる要因はあります。
1.強打を減らす
ボタンは、押し込む深さに余裕があっても強く叩く癖は劣化を早めます。軽く押す意識だけで、減りが変わることがあります。
ボタンは、押し込む深さに余裕があっても強く叩く癖は劣化を早めます。軽く押す意識だけで、減りが変わることがあります。
2.定期的な表面の掃除
手の脂は、ボタンの隙間に少しずつ入ります。乾いた布で拭く習慣が、隙間に入る量を減らします。
手の脂は、ボタンの隙間に少しずつ入ります。乾いた布で拭く習慣が、隙間に入る量を減らします。
3.月1回の検査
コントローラーテスト(無料)を月に1回回しておくと、劣化の進みを数値で追えます。急に使えなくなる前の兆候も見つけやすくなります。
コントローラーテスト(無料)を月に1回回しておくと、劣化の進みを数値で追えます。急に使えなくなる前の兆候も見つけやすくなります。
仕上げのチェックリスト
原因が絞れたら、一度だけ確認しておきます。この表の記録が、次の判断の材料になります。
| 確認 | 基準 |
|---|---|
| 検査の結果を数値でメモした | どのボタンが、10回中何回抜けるかを記録済みである |
| ゲーム側の設定を確認した | 割り当てが既定に戻ることを確認済みである |
| 接続方式を比較した | 有線と無線の両方で検査をやっている |
| 保証の状態を確認した | 購入時期と保証の範囲が分かっている |
ボタンの問題は、突然ではなく、少しずつ進むことが多いです。数値の記録があれば、「悪くなっている」を「悪くなった」として伝えられます。修理と買い替えの判断も、その時点の数値で立てるのが確実です。
よくある質問
時々効いたり効かなかったりします
接触の不安定さの典型的な症状です。検査ツールで10回押して抜けの割合を確認し、押し方も変えて比較してください(C)。
押すと2回入ったように見えます
接触の劣化で出る症状です。検査の記録で確認し、劣化が進んでいればDの保証と買い替えの判断に進みます。
掃除や分解をしてもいいですか
表面の掃除(乾いた布・圧縮空気)までは安全です。保証期間内の分解は保証を失うことがあるため避けてください(C)。
スティックの勝手な動きと、ボタンの無反応は別物ですか
別物です。スティックの勝手な動きはスティック部分の摩耗で、直し方も違います。スティックの記事を参照してください。
直らなかった時のために: 「型番・購入時期・接続方式・どのボタンがどの割合で抜けるか」を検査結果と一緒にメモしてからサポートに連絡すると、症状の説明が一度で伝わります。