公開 2026-09-21 / 最終更新 2026-09-21 / 検査の方法と基準

仮想カメラ(OBS等)が選べない時の直し方

OBSで配信画面を作ったのに、ZoomやTeamsのカメラ一覧に出てこない。
原因は、仮想カメラの仕組み(登録・起動・権限)のどこかです。
確認の順番を説明します。

まず検査(30秒) 🔒 入力は送信されません

直す前に、どこで止まっているかを確認すると、対処がすぐに決まります。
カメラ診断(無料)で、症状を選んでください。

  • ケーブル・接続あたりが怪しい → 接続の確認(A へ
  • 設定で直りそう → 設定の確認(B へ
  • 何を試しても直らない → 故障の判断(C へ

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原因の早見表

症状もっとも多い原因読む場所
カメラ一覧に仮想カメラが出ない仮想カメラのドライバーが入っていない・登録されていないA
選べるが真っ黒OBSが起動していない・配信が止まっているB
ある日突然選べなくなったアップデートや権限の変化C

🧩 A. 仮想カメラの仕組みを確認する

仮想カメラは、OBSが画面の内容を「カメラのように」見せる仕組みです。まずその土台を確認します。

1.OBSのインストール方法を確認する
Windowsでは、OBSインストーラーに仮想カメラが含まれています。ストア版ではなく、公式サイトのインストーラー版を使うと仮想カメラが使えることが多いです。すでに入れている場合も、公式版の入れ直しで仮想カメラが登録されることがあります。
2.Macではシステム拡張を許可する
MacではOBSを初めて起動した時に、仮想カメラ用のシステム拡張の許可を求められます。「システム設定→プライバシーとセキュリティ」で、許可の操作が残っていないか確認してください。許可の後、パソコンの再起動が必要なことがあります。
3.仮想カメラの起動ボタン
OBSの画面右下の「コントロールパネル」にある「仮想カメラを開始」を押すと、他のアプリから選べるようになります。このボタンを押していないと、一覧に出ません。起動ボタンの近くの歯車で解像度も設定できます。
4.仮想カメラの仕組み
仮想カメラは、OBSが表示しているシーンを、カメラのような映像としてパソコンに渡す仕組みです。シーンの中に何を入れるかで、会議に見せる映像が決まります。カメラだけでなく、画面全体・特定のウィンドウ・スライドなども入れられるので、資料を見せる会議でよく使われます。
5.通話アプリ側の準備
Zoomでは、カメラ一覧に「OBS Virtual Camera」が出るまで数秒かかることがあります。一覧を開き直すか、会議に入り直すと出てきます。Teamsでも同じで、一覧の更新後に選べることが多いです。

B. 選べるのに映らない時

カメラ一覧には出るのに、真っ黒や固まった映像になる場合の対処です。

1.OBSが起動しているか確認する
仮想カメラは、OBSの仮想カメラ機能が開始している間だけ映像を出します。OBSを閉じると映像が止まります。通話アプリを使う間は、OBSを起動したままにしてください。
2.表示するシーンを確認する
OBSで表示したいシーンが選ばれているか確認します。シーンにカメラや画面のソースが入っていないと、仮想カメラは真っ黒になります。配信したい画面をシーンに追加してから、仮想カメラを開始し直してください。
3.通話アプリで選び直す
ZoomやTeamsのカメラ一覧で「OBS Virtual Camera」を選び直します。選んだ直後に映像が出ない場合は、通話アプリの再起動で認識が更新されることがあります。
4.映像が止まらないようにする
会議の途中でOBSを閉じないでください。閉じると仮想カメラの映像が止まり、相手には黒い画面が見えます。会議が終わってから閉じるのが安全です。バッテリー残量の少ないノートパソコンでは、省電力モードで処理が落ちて映像が止まることがあるので、会議中は電源につないでください。

🛠️ C. それでも直らない時

確認を重ねても出てこない・映らない場合の対処です。

1.起動の順番を変える
OBSを先に起動し、仮想カメラを開始してから、通話アプリを起動する順番にします。逆の順番だと、通話アプリが仮想カメラを見つけられないことがあります。
2.アップデート後の確認
OBSや通話アプリの更新の後から使えなくなった場合は、両方のバージョンの組み合わせで問題が起きることがあります。OBSの公式サイトの最新版に入れ直し、通話アプリも最新にしてから確認してください。
3.競合する仮想カメラを確認する
他の配信ソフトや仮想カメラのソフトが入っていると、一覧に複数の仮想カメラが出て混乱することがあります。使っていないものは、一覧の中から正しい名前(OBS Virtual Camera)を選んでください。削除は、使う予定がない場合に限り慎重に判断してください。
4.カメラ自体の動作確認
内蔵カメラが普通に映るか、標準カメラアプリで確認します。内蔵カメラも映らないなら、カメラが起動しない時の直し方を別の記事で確認してください。
5.確認を一つずつ
仮想カメラの問題は、①仮想カメラが登録されているか、②開始ボタンを押したか、③OBSが起動しているか、④シーンにソースがあるか、⑤通話アプリで選んでいるか、の5段階で確認すると原因が絞れます。どこまで確認したかをメモしておくと、質問や相談の時に説明が早く進みます。

よくある質問

Zoomのカメラ一覧にOBSの仮想カメラが出ません

OBSの「仮想カメラを開始」ボタンを押していますか。押した後でZoomのカメラ一覧を開き直すと出ることがあります(A・Cの手順)。

仮想カメラを選べるのに真っ黒です

OBSが起動していて、表示するシーンにソースが入っているか確認してください。OBSを閉じると仮想カメラは止まります(Bの手順)。

Macで仮想カメラが使えません

システム設定→プライバシーとセキュリティで、OBSのシステム拡張を許可したか確認してください。許可の後は再起動が必要なことがあります(Aの手順)。

OBSを更新したら仮想カメラが消えました

公式サイトの最新版に入れ直すと仮想カメラが再登録されることがあります。通話アプリも最新にして確認してください(Cの手順)。

Teamsでも仮想カメラは使えますか

使えます。Zoomと同じ手順で、Teamsのカメラ一覧から「OBS Virtual Camera」を選んでください。選べない時は起動の順番を変えてみてください(Cの手順)。

直らなかった時のために: カメラ診断の結果をメモし、OBSのフォーラムや通話アプリのサポートに問い合わせる時は、アプリのバージョンと起動の順番を添えると説明が早く進みます。仮想カメラを使う予定が続くなら、OBSのバージョンと通話アプリのバージョンの組み合わせをメモしておくと、更新後の不具合の相談が早く進みます。