モニターから音が出ない時の直し方
画面は映っている。のに音だけが出ない。
映像と音は、同じケーブルの中でも別々に扱われます。
原因は「出力先」「ケーブル」「音量」の3つに絞れます。
まず切り分け(10秒) 🔒 入力は送信されません
順番に3つだけ確認してください。
- 音の出力先は「モニター」になっているか → タスクバーの音量アイコンで確認(A へ)
- モニターにスピーカーは付いているか → 仕様表を確認(B へ)
- 映るのに音だけ出ない → ケーブルと設定(C へ)
画面の品質も確認したい時は、モニターテスト(無料)が使えます。
原因の早見表
| 症状 | 一番多い原因 | 読む場所 |
|---|---|---|
| 無音のまま | 出力先が別の機器になっている | A |
| そもそも音が出ない仕様 | モニターにスピーカーが無い | B・E |
| DisplayPort で出ない | 接続の組み合わせの問題 | C |
| 音が小さい・途中で消える | 音量設定・ケーブルの緩み | D |
| パソコンの音は出る | 出力先が内蔵スピーカー | A |
🔊 A. 音の出力先をモニターに切り替える
一番多い原因です。パソコンは、音を出す先をいくつか覚えていて、勝手に別の先を選んでいることがあります。
1.出力先の一覧を開く
Windows はタスクバー右下の音量アイコンをクリックし、さらに小さい「>」を押すと出力先の一覧が出ます。Mac は「システム設定 → サウンド → 出力」です。
Windows はタスクバー右下の音量アイコンをクリックし、さらに小さい「>」を押すと出力先の一覧が出ます。Mac は「システム設定 → サウンド → 出力」です。
2.モニター(機種名)を選ぶ
一覧の中に、使っているモニターの機種名や「Digital Output」のような名前があります。それを選んでください。ヘッドホン端子に何か挿したままだと、そちらが優先されていることがあります。
一覧の中に、使っているモニターの機種名や「Digital Output」のような名前があります。それを選んでください。ヘッドホン端子に何か挿したままだと、そちらが優先されていることがあります。
3.音を出して確認する
動画や音量テストで音が出るか確認します。Windows は出力先の項目で「テスト」ボタンが出る機種もあります。
動画や音量テストで音が出るか確認します。Windows は出力先の項目で「テスト」ボタンが出る機種もあります。
🔎 B. モニターにスピーカーが付いているか確認する
当たり前のように聞こえますが、確認する価値は十分あります。モニターの半数近くはスピーカー無しの機種です。
1.モニター本体を確認する
裏面や底面に丸い穴(スピーカー)があれば付いています。無い場合も、音の出力ができる端子(headphone 端子・ライン出力)だけが付いている機種があります。
裏面や底面に丸い穴(スピーカー)があれば付いています。無い場合も、音の出力ができる端子(headphone 端子・ライン出力)だけが付いている機種があります。
2.仕様表で確認する
取扱説明書やメーカーのサイトの仕様表に「スピーカー 2W×2」のような記載がなければ、音は出ません。その場合はE の代わりの方法へ進んでください。
取扱説明書やメーカーのサイトの仕様表に「スピーカー 2W×2」のような記載がなければ、音は出ません。その場合はE の代わりの方法へ進んでください。
3.モニター本体の音量を確認する
スピーカー付きの機種でも、モニター側の音量が 0 やミュートになっていることがあります。モニターのボタンでメニューを開き、音量の項目を確認してください。
スピーカー付きの機種でも、モニター側の音量が 0 やミュートになっていることがあります。モニターのボタンでメニューを開き、音量の項目を確認してください。
🔌 C. ケーブルと端子を確認する
出力先が正しいのに無音の場合は、音がケーブルを渡ってきていない可能性があります。
1.ケーブルを両端とも挿し直す
モニター側とパソコン側の両方です。映像は映るのに音だけ渡っていない状態は、挿し直しで直ることがあります。
モニター側とパソコン側の両方です。映像は映るのに音だけ渡っていない状態は、挿し直しで直ることがあります。
2.HDMI に替えて比較する
DisplayPort で音が出ない時は、HDMI に替えてみてください。HDMI で出れば、接続の組み合わせの問題と分かります。逆に HDMI で出ない時も、挿し直しと別のケーブルで比較します。
DisplayPort で音が出ない時は、HDMI に替えてみてください。HDMI で出れば、接続の組み合わせの問題と分かります。逆に HDMI で出ない時も、挿し直しと別のケーブルで比較します。
3.音声用のケーブルの確認
古いモニターの中には、音を別の3.5mmケーブル(イヤホン端子と同じ形の線)で受ける機種があります。映像は映るのに音だけ出ない機種で、モニターの裏に AUX などの端子があれば、パソコン側の音声出力からその端子へケーブルを1本足す必要があります。
古いモニターの中には、音を別の3.5mmケーブル(イヤホン端子と同じ形の線)で受ける機種があります。映像は映るのに音だけ出ない機種で、モニターの裏に AUX などの端子があれば、パソコン側の音声出力からその端子へケーブルを1本足す必要があります。
🎚️ D. 音量とミュートを確認する
3箇所の音量が、それぞれ独立しています。全部確認します。
1.パソコンの音量
タスクバー(メニューバー)の音量アイコンで、ミュートになっていないか確認します。
タスクバー(メニューバー)の音量アイコンで、ミュートになっていないか確認します。
2.モニターの音量
モニター本体のボタンでメニューを開き、音量とミュートを確認します。機種によってはリモコンの機種もあります。
モニター本体のボタンでメニューを開き、音量とミュートを確認します。機種によってはリモコンの機種もあります。
3.アプリの音量
Windows はアプリごとに音量を変えられます。会議アプリや動画サイトの音量設定も確認してください。
Windows はアプリごとに音量を変えられます。会議アプリや動画サイトの音量設定も確認してください。
🎧 E. スピーカーが付いていない時の代わり
モニターにスピーカーが無い場合は、音の出し方を替えます。
1.モニターの headphone 端子を使う
スピーカー無しでも出力端子だけ付いている機種があります。ここにイヤホンやスピーカーを繋ぐと、モニター経由で音が出せます。
スピーカー無しでも出力端子だけ付いている機種があります。ここにイヤホンやスピーカーを繋ぐと、モニター経由で音が出せます。
2.パソコンから直接出す
出力先をパソコン本体や、別の機器に切り替える方法です。会議で使うなら、目的別の音の確認には 会議チェックツールも参考にしてください。
出力先をパソコン本体や、別の機器に切り替える方法です。会議で使うなら、目的別の音の確認には 会議チェックツールも参考にしてください。
仕上げのチェックリスト
音が出たら、一度だけ確認しておきます。会議の前に同じことをしないで済むための仕上げです。
| 確認 | 基準 |
|---|---|
| 出力先が決まっている | タスクバーの音量アイコンで、モニター(機種名)が選ばれている |
| 両方の音量が上がっている | パソコンとモニターの両方で、音量が0やミュートでない |
| ケーブルが整っている | 映像と電源のケーブルが、両端ともしっかり入っている |
| 他の機器の優先が分かっている | ヘッドホン端子に何か挿していない、または挿す意味を理解している |
会議の直前に音が出ないと焦ります。この表の内容が分かっていれば、復旧は1分以内です。音の問題の多くは、出力先の選択ひとつで片付きます。
よくある質問
そもそもモニターにスピーカーは付いていますか
付いていない機種も多くあります。仕様表に「スピーカー」の記載がなければ音は出ません。その場合はEの代わりの方法を使ってください。
音量を上げても無音のままです
パソコンの音の出力先がモニターになっていないことが多いです。タスクバーの音量アイコンから出力先を選んでください(A)。モニター本体の音量も確認します。
DisplayPort だと音が出ません
DisplayPort も映像と音を一緒に運べますが、組み合わせによっては音が運べないことがあります。HDMI に替えて比較してください(C の 2)。
音が小さい・こもっています
モニターの内蔵スピーカーは小さく、低音は弱いものです。パソコンとモニターの両方の音量を確認した上で、満足できない場合はイヤホンや別のスピーカーの併用が現実的です。
直らなかった時のために: 「モニターの型番・スピーカーの有無・出力先の一覧に何が見えるか・使っている端子」をメモしてからメーカーサポートに連絡すると、状況説明が一度で伝わります。