ノートパソコンのバッテリーの減りが早い時の対処法
朝フル充電したのに、昼には残り20%。充電器がないと落ち着かない。
原因は、設定と使い方・バッテリーの劣化のどれかにあります。
劣化か設定かを見分ける方法から順に説明します。
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直す前に、原因の種類を決めると対処がすぐに決まります。
電源・充電診断(無料)で、動作時間の変化を選んでください。
原因の早見表
| 症状 | もっとも多い原因 | 読む場所 |
|---|---|---|
| 急に減りが早くなった | 高負荷のソフト・Windowsの更新中 | A |
| 画面が明るく、動作も重い | 省電力モードが無効 | B |
| フタを閉けても減る | スリープの設定・周辺機器の給電 | C |
| 数年使って徐々に短くなった | バッテリーの劣化 | D |
| 劣化の警告が出ている | バッテリーの交換時期 | D・E |
🔎 A. 電気を消費しているものを調べる
減りが急に早くなった場合、最初にここを確認します。多くの場合、原因のソフトが見つかります。
1.タスクマネージャーで使う側を確認する
Ctrl+Shift+Escでタスクマネージャーを開きます。CPUの列が高い値を示し続けているソフトがあれば、それが電気を大量に使っている疑いがあります。不要なソフトを選んで「タスクの終了」を押してください。
Ctrl+Shift+Escでタスクマネージャーを開きます。CPUの列が高い値を示し続けているソフトがあれば、それが電気を大量に使っている疑いがあります。不要なソフトを選んで「タスクの終了」を押してください。
2.ブラウザのタブを整理する
ブラウザのタブが数十個開いていると、見ていないタブでも電気を使います。使わないタブを閉じるだけで、動作時間が伸びることがあります。
ブラウザのタブが数十個開いていると、見ていないタブでも電気を使います。使わないタブを閉じるだけで、動作時間が伸びることがあります。
3.Windowsの更新中か確認する
Windowsの更新の最中は、裏で大きな処理が動いています。設定の「Windows Update」を開き、更新が進行中なら、終わるまで待ってから再度確認してください。
Windowsの更新の最中は、裏で大きな処理が動いています。設定の「Windows Update」を開き、更新が進行中なら、終わるまで待ってから再度確認してください。
⚙️ B. 省電力の設定を見直す
設定が見直されていないだけで、動作時間が大きく変わることがあります。
1.省電力モードを有効にする
「設定 → システム → 電源とバッテリー」で省電力モードを確認します。バッテリー動作時に自動で有効になるよう設定すると、画面の明るさと裏側の処理が抑えられます。
「設定 → システム → 電源とバッテリー」で省電力モードを確認します。バッテリー動作時に自動で有効になるよう設定すると、画面の明るさと裏側の処理が抑えられます。
2.画面の明るさを下げる
画面はパソコンの中で最も電気を使う部品です。屋内なら明るさを下げても作業に困ることは少ないです。キーボードの明るさキーで調整してください。
画面はパソコンの中で最も電気を使う部品です。屋内なら明るさを下げても作業に困ることは少ないです。キーボードの明るさキーで調整してください。
3.使わない機能を切る
Bluetoothや位置情報を、使わない時は切ります。会議が終わった後の無線イヤホン待ち受けなど、気づかないうちに電気を使い続けている機能があります。
Bluetoothや位置情報を、使わない時は切ります。会議が終わった後の無線イヤホン待ち受けなど、気づかないうちに電気を使い続けている機能があります。
🌙 C. 使っていない時の消費を減らす
フタを閉けても、サブの画面でも、減っていく場合は待機中の設定が原因のことがあります。
1.スリープの設定を確認する
「設定 → システム → 電源とバッテリー」で、フタを閉けた時と一定時間後の動作を「スリープ」にします。「画面をオフにする」だけだと、裏側では動き続けます。
「設定 → システム → 電源とバッテリー」で、フタを閉けた時と一定時間後の動作を「スリープ」にします。「画面をオフにする」だけだと、裏側では動き続けます。
2.周辺機器を抜く
外付けの機器やUSBハブは、パソコンから電気をもらっています。持ち運ぶ時に繋いだままにしないでください。
外付けの機器やUSBハブは、パソコンから電気をもらっています。持ち運ぶ時に繋いだままにしないでください。
3.夜間に大きく減る場合は完全シャットダウン
翌朝に大きく減っている場合は、終業時に「シャットダウン」を選びます。再起動ではなくシャットダウンからの起動なら、待機中の消費はありません。
翌朝に大きく減っている場合は、終業時に「シャットダウン」を選びます。再起動ではなくシャットダウンからの起動なら、待機中の消費はありません。
🔋 D. バッテリーの劣化を確認する
設定を見直しても短い場合は、バッテリー本体の劣化が考えられます。
1.バッテリーレポートを出す
検索ボックスに「cmd」と入力してコマンドプロンプトを開き、「powercfg /batteryreport」と入力します。出力されたファイルをブラウザで開くと、グラフと数値で健康状態が見られます。
検索ボックスに「cmd」と入力してコマンドプロンプトを開き、「powercfg /batteryreport」と入力します。出力されたファイルをブラウザで開くと、グラフと数値で健康状態が見られます。
2.数値の見方
「DESIGN CAPACITY」は工場出荷時のもてる量、「FULL CHARGE CAPACITY」はいま満充電できる量です。後者が前者の半分程度まで落ちていれば、交換の時期と考えるのが一般的です。
「DESIGN CAPACITY」は工場出荷時のもてる量、「FULL CHARGE CAPACITY」はいま満充電できる量です。後者が前者の半分程度まで落ちていれば、交換の時期と考えるのが一般的です。
3.交換の方法を調べる
機種によって、自分で交換できるものと、メーカー修理が必要なものがあります。メーカーのサイトで機種名と「バッテリー交換」を検索すると、手順と費用が出てきます。
機種によって、自分で交換できるものと、メーカー修理が必要なものがあります。メーカーのサイトで機種名と「バッテリー交換」を検索すると、手順と費用が出てきます。
🛠️ E. 交換とサポートの目安
バッテリーは消耗品です。交換と使い続ける判断の目安を示します。
1.保証の期間を確認する
バッテリーは消耗品のため、保証の対象外になることがあります。ただし、購入後まもない時期に急激に劣化した場合は、保証が使えることもあります。条件はメーカーごとに違うため、事前に確認してください。
バッテリーは消耗品のため、保証の対象外になることがあります。ただし、購入後まもない時期に急激に劣化した場合は、保証が使えることもあります。条件はメーカーごとに違うため、事前に確認してください。
2.修理と買い替えを見比べる
交換費用が本体価格の3分の1を超えるなら、買い替えの方が現実的なことがあります。パソコン本体も古い場合は、一緒に判断してください。
交換費用が本体価格の3分の1を超えるなら、買い替えの方が現実的なことがあります。パソコン本体も古い場合は、一緒に判断してください。
電源・充電診断の結果をメモしておくと、サポートへの説明が一度で伝わります。
📏 動作時間の測り方
「減りが早い」を確かめるには、同じ条件で測ることが大切です。
1.同じ条件で比較する
画面の明るさ・開いているソフト・Wi-Fiの状態が違うと、動作時間は大きく変わります。減りが早いか判断するには、明るさと使うソフトをそろえて、満充電からの時間を比べてください。
画面の明るさ・開いているソフト・Wi-Fiの状態が違うと、動作時間は大きく変わります。減りが早いか判断するには、明るさと使うソフトをそろえて、満充電からの時間を比べてください。
2.カタログの動作時間との差に注意する
メーカーの公表する動作時間は、決められた検査の条件での値です。実際の仕事の使い方では、短くなるのがふつうです。カタログの値と違うからといって、故障とは限りません。
メーカーの公表する動作時間は、決められた検査の条件での値です。実際の仕事の使い方では、短くなるのがふつうです。カタログの値と違うからといって、故障とは限りません。
3.記録を残す
一日の使い始めと終わりの残量を数日メモすると、減りの速さの変化が分かります。サポートに連絡する時の説明にも使えます。
一日の使い始めと終わりの残量を数日メモすると、減りの速さの変化が分かります。サポートに連絡する時の説明にも使えます。
よくある質問
買ったばかりなのにバッテリーの減りが早いです
画面の明るさや省電力の設定が初期状態のままになっていることが多い原因です。Bの手順で省電力モードを確認してください。
バッテリーが劣化しているか確認する方法はありますか
Windowsでは「powercfg /batteryreport」というコマンドで健康状態を書き出せます。Dの手順を参照してください。
充電しながら使い続けるとバッテリーに悪いですか
最近のノートパソコンは満タンに達すると電源からの給電に切り替わるため、大きく損をすることはありません。心配なら、充電を80%程度で止める保護設定が使えます。
バッテリーの交換は自分でできますか
機種によってできます。取扱説明書で確認してください。保証が残っている場合は自分で開けずにメーカーに相談してください(Eの手順)。
どんな使い方をするとバッテリーが長持ちしますか
高温を避けることと、充電のしすぎを避けることが大切です。長く使わない期間は充電を50%前後で保管するのが良いとされます。
直らなかった時のために: 電源・充電診断の結果(動作時間の変化や充電の状態)をメモしてからメーカーサポートに連絡すると、状況説明が一度で伝わり、やり取りが早く進みます。