モバイルバッテリーで充電できない時の直し方
モバイルバッテリーに繋いでも、スマホが充電されない。
原因は、出力・ケーブル・残量のどこかにあります。
買い替えの判断の前の確認から順に説明します。
まず検査(30秒) 🔒 入力は送信されません
直す前に、どこで止まっているかを確認すると、対処がすぐに決まります。
パソコンのトラブル診断(無料)で、充電の状態を選んでください。
症状の早見表
| 症状 | もっとも多い原因 | 読む場所 |
|---|---|---|
| 繋いでも充電が始まらない | 出力スイッチ・残量なし・接触不良 | A |
| 充電が遅い | 出力の小ささ・ケーブルの規格 | B |
| バッテリー自体が充電できない | ケーブル・長期間の放置 | C |
| ノートPCを充電できない | 出力不足・PD非対応 | D |
| 膨らみ・発熱・匂い | 安全上の問題 | E |
🔌 A. 出力と残量を確認する
1.残量表示を確認する
モバイルバッテリーの本体に、残量を示すランプや画面があります。0%の状態では、機器を充電できません。まずは残量を確認してください。
モバイルバッテリーの本体に、残量を示すランプや画面があります。0%の状態では、機器を充電できません。まずは残量を確認してください。
2.出力スイッチを確認する
多くの製品は、機器を繋ぐと自動で出力が始まりますが、ボタン操作が必要な製品もあります。本体に電源ボタンがあれば、押してから繋いでみてください。
多くの製品は、機器を繋ぐと自動で出力が始まりますが、ボタン操作が必要な製品もあります。本体に電源ボタンがあれば、押してから繋いでみてください。
3.ケーブルを挿し直す
接触不良は、充電が始まらない原因の多くを占めます。別のケーブルで試すのが確実です。モバイルバッテリーの端子と、スマホの端子の両方を確認してください。
接触不良は、充電が始まらない原因の多くを占めます。別のケーブルで試すのが確実です。モバイルバッテリーの端子と、スマホの端子の両方を確認してください。
4.低電流モードの確認
一部のスマホには、低電流での充電を制限する機能があります。モバイルバッテリーの出力が小さい場合、この機能が働いて充電が始まらないことがあります。設定の「バッテリー」の項目を確認してください。
一部のスマホには、低電流での充電を制限する機能があります。モバイルバッテリーの出力が小さい場合、この機能が働いて充電が始まらないことがあります。設定の「バッテリー」の項目を確認してください。
⚡ B. 充電の速度を上げる(ケーブル・出力の見直し)
1.出力(ワット数)の表示を確認する
モバイルバッテリーの本体に「18W」「30W」「65W」などの表示があります。出力が小さい製品は、充電に時間がかかります。スマホの高速充電に対応するには、20W以上の製品が目安です。
モバイルバッテリーの本体に「18W」「30W」「65W」などの表示があります。出力が小さい製品は、充電に時間がかかります。スマホの高速充電に対応するには、20W以上の製品が目安です。
2.PD対応の確認
Type-Cで充電する場合、PD(Power Delivery)に対応した製品かを確認してください。PD非対応の製品は、Type-Cの端子があっても、充電の速度が遅くなります。
Type-Cで充電する場合、PD(Power Delivery)に対応した製品かを確認してください。PD非対応の製品は、Type-Cの端子があっても、充電の速度が遅くなります。
3.ケーブルの規格を確認する
Type-Cのケーブルは、中の規格が違います。充電専用の古いケーブルでは、速度が出ません。データ転送にも対応した、新しいケーブルで試してください。
Type-Cのケーブルは、中の規格が違います。充電専用の古いケーブルでは、速度が出ません。データ転送にも対応した、新しいケーブルで試してください。
4.同時に複数の機器を繋がない
モバイルバッテリーの2つの端子に、スマホとノートPCを同時に繋ぐと、電力が分けられ、それぞれの充電が遅くなります。1台ずつ充電すると、速度が上がります。
モバイルバッテリーの2つの端子に、スマホとノートPCを同時に繋ぐと、電力が分けられ、それぞれの充電が遅くなります。1台ずつ充電すると、速度が上がります。
🔁 C. モバイルバッテリー自体が充電できない時
1.充電の向きとケーブルを確認する
充電用の端子は、出力用と別になっている製品があります。仕様を確認し、正しい端子に充電ケーブルを挿してください。ケーブルも別のものと交換して試してください。
充電用の端子は、出力用と別になっている製品があります。仕様を確認し、正しい端子に充電ケーブルを挿してください。ケーブルも別のものと交換して試してください。
2.長い間放置していた場合
数ヶ月以上使っていなかった製品は、バッテリーが深い放電の状態になり、充電を受け付けないことがあります。コンセントに繋いで、数時間置いてから確認してください。それでも反応しない場合は、寿命の可能性があります。
数ヶ月以上使っていなかった製品は、バッテリーが深い放電の状態になり、充電を受け付けないことがあります。コンセントに繋いで、数時間置いてから確認してください。それでも反応しない場合は、寿命の可能性があります。
3.充電中のランプの確認
充電中は、ランプが点滅や点灯します。ランプが全く反応しない場合、充電回路の故障の可能性があります。保証の期間を確認し、メーカーに連絡してください。
充電中は、ランプが点滅や点灯します。ランプが全く反応しない場合、充電回路の故障の可能性があります。保証の期間を確認し、メーカーに連絡してください。
4.寿命の目安
モバイルバッテリーは消耗品で、充電回数で劣化が進みます。数年使った製品で、容量が明らかに減った(スマホを1回も満充電できない)なら、交換の時期です。
モバイルバッテリーは消耗品で、充電回数で劣化が進みます。数年使った製品で、容量が明らかに減った(スマホを1回も満充電できない)なら、交換の時期です。
💻 D. ノートパソコンの充電について
1.出力の確認
ノートパソコンの充電には、多くの場合45W以上の出力が必要です。出力の小さい製品では、充電が遅いか、できません。製品の仕様とパソコンの必要な出力を確認してください。
ノートパソコンの充電には、多くの場合45W以上の出力が必要です。出力の小さい製品では、充電が遅いか、できません。製品の仕様とパソコンの必要な出力を確認してください。
2.作業中の充電に注意
出力が足りない状態で、ノートパソコンを使いながら充電すると、残量が減ることがあります。作業を止めて充電するか、出力の大きい製品を使ってください。
出力が足りない状態で、ノートパソコンを使いながら充電すると、残量が減ることがあります。作業を止めて充電するか、出力の大きい製品を使ってください。
3.出張や外出先での使い方
外出先での充電は、モバイルバッテリーの容量を「スマホの充電を何回分できるか」で考えると選びやすいです。ノートパソコンまで充電するなら、大容量(20000mAh以上)の製品が目安になります。
外出先での充電は、モバイルバッテリーの容量を「スマホの充電を何回分できるか」で考えると選びやすいです。ノートパソコンまで充電するなら、大容量(20000mAh以上)の製品が目安になります。
4.充電できない原因の切り分け
コンセントの充電器では充電できるのに、モバイルバッテリーではできない場合、モバイルバッテリー側の出力が原因です。逆にどちらでもできない場合は、パソコン側の確認が必要です(パソコンが充電できない時の記事)。
コンセントの充電器では充電できるのに、モバイルバッテリーではできない場合、モバイルバッテリー側の出力が原因です。逆にどちらでもできない場合は、パソコン側の確認が必要です(パソコンが充電できない時の記事)。
🛡️ E. 安全な使い方と選び方
1.熱の管理
モバイルバッテリーは、布の上・直射日光・車内での放置を避けてください。充電中の発熱は正常ですが、熱い環境に置くと劣化が早く進みます。
モバイルバッテリーは、布の上・直射日光・車内での放置を避けてください。充電中の発熱は正常ですが、熱い環境に置くと劣化が早く進みます。
2.危険なサイン
膨らみ・強い熱・焦げた匂い・異音がある場合は、使用を中止してください。バッテリーが膨らんだ時の対処法の記事の手順に従ってください。
膨らみ・強い熱・焦げた匂い・異音がある場合は、使用を中止してください。バッテリーが膨らんだ時の対処法の記事の手順に従ってください。
3.選び方の軸
出力(ワット数)・容量(mAh)・PD対応の有無の3点で選びます。スマホ中心なら20W・10000mAh、ノートパソコンも充電するなら65W・20000mAh以上が目安です。認証(PSEマークなど)のある製品を選んでください。
出力(ワット数)・容量(mAh)・PD対応の有無の3点で選びます。スマホ中心なら20W・10000mAh、ノートパソコンも充電するなら65W・20000mAh以上が目安です。認証(PSEマークなど)のある製品を選んでください。
4.保管の方法
長い間使わない時は、50%前後の残量で保管すると、バッテリーへの負担が小さいです。0%のまま放置すると、次に使えなくなることがあります。
長い間使わない時は、50%前後の残量で保管すると、バッテリーへの負担が小さいです。0%のまま放置すると、次に使えなくなることがあります。
よくある質問
モバイルバッテリーに繋いでも充電が始まりません
出力のスイッチが入っていない・残量がない・ケーブルの接触不良の順に確認します。多くの製品は、機器を繋ぐと自動で出力が始まりますが、ボタン操作が必要な製品もあります(Aの手順)。
充電の速度が、コンセントより遅いです
モバイルバッテリーの出力(ワット数)が、充電器より小さいことが多いです。また、古い規格の製品は出力が小さく、時間がかかります。出力の表示(18W・30Wなど)を確認してください(Bの手順)。
ノートパソコンは充電できますか
PD対応で出力が大きい製品(45W以上が目安)なら可能なことがあります。出力の小さい製品では、充電が遅いか、できません。製品の仕様とパソコンの必要な出力を確認してください(Dの手順)。
モバイルバッテリーが膨らんでいます
使用を中止してください。充電も使用も行わず、回収ボックスやメーカーの窓口での処分を検討してください。詳しくは「バッテリーが膨らんだ時の対処法」の記事を参照してください(Eの手順)。
飛行機に持ち込めますか
機内への持ち込みは、容量の上限(一般的に100Whまで)と、預け入れ不可(機内持ち込みのみ)のルールがあります。航空会社の最新の規定を、搭乗前に必ず確認してください(Eの手順)。
直らなかった時のために: 充電・電源の対処まとめにも、このクラスタの記事をまとめています。その上で、パソコン診断の結果(モバイルバッテリーの出力とケーブルの確認結果)をメモしてからメーカーサポートに連絡すると、状況説明が一度で伝わり、やり取りが早く進みます。