IPアドレスの競合を直す方法
「別のデバイスが同じIPアドレスを使っています」と出た。突然Wi-Fiが切れる。
原因は、自動割り当ての取り違えか、手動設定の重複です。
お金のかからない確認から順に説明します。
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直す前に、エラーが出る機器と出る場面を確認すると、対処がすぐに決まります。
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原因の早見表
| 症状 | もっとも多い原因 | 読む場所 |
|---|---|---|
| エラー表示が1回だけ出た | 自動割り当ての一時的な取り違え | B |
| 毎回同じ機器で起きる | 手動の固定IPが割り当て範囲と重複 | C・D |
| 新しい機器を入れてから出る | 新機器と既存機器の番号の重複 | E |
| Wi-Fiが突然切れるだけでエラーが出ない | 競合の暗黙的な発生(表示されないこともある) | A |
| 再起動で直るが繰り返す | 割り当ての範囲設定・固定IPの混在 | F |
🔢 A. IPアドレスの競合とは何か
IPアドレスは、家の中で各機器に割り当てられる「宛先の番号」です。2台が同じ番号を同時に使うと、ルーターは宛先を区別できず、通信が不安定になります。これがIPアドレスの競合です。
1.仕組みを確認する
通常は、ルーターが自動で番号を配る仕組み(DHCP)で重複が起きないよう管理されています。競合は、この仕組みの取り違えか、誰かが手動で番号を固定したことが原因で起きます。
通常は、ルーターが自動で番号を配る仕組み(DHCP)で重複が起きないよう管理されています。競合は、この仕組みの取り違えか、誰かが手動で番号を固定したことが原因で起きます。
2.症状の見分け方
エラー表示が出る場合もあれば、表示なしでWi-Fiだけが突然切れる場合もあります。「切れる → しばらくすると繋がる」を繰り返す場合は、接続そのものより番号の管理に原因が絞られます。接続が作れない場合の対処は、Wi-Fiに繋がらない時の直し方を参照してください。
エラー表示が出る場合もあれば、表示なしでWi-Fiだけが突然切れる場合もあります。「切れる → しばらくすると繋がる」を繰り返す場合は、接続そのものより番号の管理に原因が絞られます。接続が作れない場合の対処は、Wi-Fiに繋がらない時の直し方を参照してください。
🔄 B. 最初に試すこと(再起動)
1.エラーが出た機器のWi-Fiを切り替える
Wi-Fiを一度オフにし、数秒待ってからオンにします。自動割り当てに戻るため、取り違えが原因ならこれだけで直ることが多いです。
Wi-Fiを一度オフにし、数秒待ってからオンにします。自動割り当てに戻るため、取り違えが原因ならこれだけで直ることが多いです。
2.機器を再起動する
オフ・オンで直らない場合は、パソコンを再起動します。起動し直すことで、新しい番号を取り直せます。
オフ・オンで直らない場合は、パソコンを再起動します。起動し直すことで、新しい番号を取り直せます。
3.ルーターを入れ直す
それでも出る場合は、ルーターの電源を一度抜いて1分待ち、差し戻します。ルーター側の割り当て表が一新されるため、一時的な取り違えはここで消えます。再起動で直る症状の全体像は、ルーターの再起動で直る症状にまとめています。
それでも出る場合は、ルーターの電源を一度抜いて1分待ち、差し戻します。ルーター側の割り当て表が一新されるため、一時的な取り違えはここで消えます。再起動で直る症状の全体像は、ルーターの再起動で直る症状にまとめています。
⚙️ C. 固定IPアドレスの設定を見直す
同じ機器で繰り返す場合は、その機器に手動の固定IPアドレスが設定されている可能性が高いです。
1.固定設定の有無を確認する
Windowsでは「設定 → ネットワークとインターネット → Wi-Fi → 使っている接続のプロパティ」で、IPアドレスの割り当てが「自動(DHCP)」か「手動」かを確認できます。手動になっていれば固定設定です。
Windowsでは「設定 → ネットワークとインターネット → Wi-Fi → 使っている接続のプロパティ」で、IPアドレスの割り当てが「自動(DHCP)」か「手動」かを確認できます。手動になっていれば固定設定です。
2.必要ないなら自動に戻す
在宅ワークで固定IPが必要なのは、機器の指定が求められる特殊な用途だけです。特別な理由がなければ、自動(DHCP)に戻すのが安全です。戻し方の手順は次の章で説明します。
在宅ワークで固定IPが必要なのは、機器の指定が求められる特殊な用途だけです。特別な理由がなければ、自動(DHCP)に戻すのが安全です。戻し方の手順は次の章で説明します。
3.固定が必要なら番号を変える
固定が必要な場合は、番号を自動割り当ての範囲の外に変更します。範囲はルーターごとに違うため、ルーターの設定画面または説明書で確認してください。例として、自動で配る範囲が「〜100まで」なら、固定にはそれより大きい番号を選びます。
固定が必要な場合は、番号を自動割り当ての範囲の外に変更します。範囲はルーターごとに違うため、ルーターの設定画面または説明書で確認してください。例として、自動で配る範囲が「〜100まで」なら、固定にはそれより大きい番号を選びます。
🔙 D. 自動割り当て(DHCP)に戻す
1.Windowsでの手順
「設定 → ネットワークとインターネット → Wi-Fi → 接続のプロパティ」からIP割り当てを編集し、「自動(DHCP)」を選んで保存します。保存後、Wi-Fiを一度切り替えると新しい番号が割り当てられます。
「設定 → ネットワークとインターネット → Wi-Fi → 接続のプロパティ」からIP割り当てを編集し、「自動(DHCP)」を選んで保存します。保存後、Wi-Fiを一度切り替えると新しい番号が割り当てられます。
2.Macでの手順
「システム設定 → ネットワーク → Wi-Fi → 詳細」でTCP/IPのタブを開き、「DHCPリースを更新」を選びます。設定が手動になっていれば、IPv4の設定を「DHCP」に変更してください。
「システム設定 → ネットワーク → Wi-Fi → 詳細」でTCP/IPのタブを開き、「DHCPリースを更新」を選びます。設定が手動になっていれば、IPv4の設定を「DHCP」に変更してください。
3.他の機器も確認する
ゲーム機・テレビ・プリンターなども固定IPを持っていることがあります。家の機器のうち固定設定にしているものを書き出し、番号が重なっていないか確認してください。
ゲーム機・テレビ・プリンターなども固定IPを持っていることがあります。家の機器のうち固定設定にしているものを書き出し、番号が重なっていないか確認してください。
🔍 E. 競合の相手を特定する
1.ルーターの管理画面で接続一覧を見る
ルーターの管理画面(説明書に記載のアドレス)に繋ぐと、接続中の機器一覧が表示されます。同じIPアドレスが2台に表示されていれば、それが競合の相手です。
ルーターの管理画面(説明書に記載のアドレス)に繋ぐと、接続中の機器一覧が表示されます。同じIPアドレスが2台に表示されていれば、それが競合の相手です。
2.電源を切って特定する
一覧画面が見にくい場合は、家の機器を1台ずつ電源オフにして、エラーが消えるか確認します。消えた時点で、最後に切った機器が相手です。ネットワーク接続そのものの問題は、web会議が途切れる時の直し方など、症状別の記事も参照してください。
一覧画面が見にくい場合は、家の機器を1台ずつ電源オフにして、エラーが消えるか確認します。消えた時点で、最後に切った機器が相手です。ネットワーク接続そのものの問題は、web会議が途切れる時の直し方など、症状別の記事も参照してください。
🛡️ F. 再発を防ぐ
1.固定IPは範囲外・記録をつける
固定設定する機器は最小限にし、どの機器にどの番号を与えたかをメモしておくと、重複を防げます。
固定設定する機器は最小限にし、どの機器にどの番号を与えたかをメモしておくと、重複を防げます。
2.新機器は追加後に接続確認する
新しい機器を追加した日は、全機器が正常に繋がるか一度確認してください。競合は追加直後に起きることが多く、早めに気づけば対処も軽く済みます。
新しい機器を追加した日は、全機器が正常に繋がるか一度確認してください。競合は追加直後に起きることが多く、早めに気づけば対処も軽く済みます。
よくある質問
IPアドレスが競合すると何が起きますか
同じ番号を2台が使うため、どちらかが通信できなくなるか、両方が不安定になります。表示なしでWi-Fiが切れるだけのこともあります(A の説明)。
勝手に競合が起きるのはなぜですか
自動割り当ての取り違えか、手動の固定設定の重複です。新しい機器の追加後に起きやすいです(B の手順)。
毎回同じ機器で起きます
その機器の固定IP設定が割り当て範囲と重なっている可能性があります。自動(DHCP)に戻すか、番号を範囲外へ変更してください(C の手順)。
競合の相手がどの機器か分かりません
ルーターの管理画面の接続一覧で同じ番号の2台を探すか、機器を1台ずつ切ってエラーが消えるかで特定します(E の手順)。
再起動したら直りました。もう起きませんか
一時的な取り違えなら繰り返さないことも多いです。繰り返す場合は固定IPの設定確認が必要です(C の手順)。
固定IPアドレスは使わない方がいいですか
使ってはいけませんが、番号は自動割り当ての範囲の外を選び、記録をつけてください(F の手順)。
直らなかった時のために: エラーの文面・起きる機器・起きる時期(新機器の追加後か)をメモしてから、ルーターメーカーや契約業者に連絡すると、状況説明が一度で伝わります。ネットワーク診断の結果も添えてください。