Wi-Fiが遅い時の直し方
動画が止まる。ページがなかなか開かない。
買い替える前に、まず原因を調べましょう。
お金のかからない対処から順に説明します。
「本当に遅いのか」「どれくらい遅いのか」をはっきりさせると、原因はほぼ絞れます。
Wi-Fi診断(無料)で、今の速さと、ルーターまでの電波の強さを測れます。
原因の早見表
| 症状 | 一番多い原因 | 読む場所 |
|---|---|---|
| 場所によって速さが大きく変わる | ルーターの置く場所・壁や物 | 置く場所 |
| 家族が使う時間帯だけ遅い | 同時につないでいる機械が多い | 機械の数 |
| 電子レンジを使う時だけ遅い | 電波のじゃま物(同じ種類の電波とのぶつかり) | じゃま物 |
| どこでも同じくらい遅い | 契約している回線自体の速さ・混雑 | 有料の対処 |
| 急に遅くなった | ルーターの一時的な不調・回線の障害 | 無料の対処 |
🔍 検査結果から原因をさがす
Wi-Fiが「遅い」と言っても、原因はいくつもあります。
まず知っておきたいのは、次の定義です。Wi-Fiが遅いとは、ルーターとつなぐ機械の間で送れる情報の量が、いつもより少なくなっている状態のことです。
速さが遅くなる理由は、大きく3つに分けられます。1つ目は、ルーターから機械までの電波が弱いことです。2つ目は、同時に使う機械が多く、電波を分け合っていることです。3つ目は、契約している回線自体が遅い、または混雑していることです。
Wi-Fi診断で場所ごとの速さを測ると、この3つのどれに近いかが見えてきます。次の章から、当てはまるものを順番に試してください。
🆓 まずやること:メーカー保証と無料の対処
お金をかける前に、まずこの3つを確認してください。
電源を抜いて、30秒ほど待ってから、もう一度入れます。一時的な不調の多くはこれで直ります。パソコンやスマホの再起動と同じ理由です。
保証期間はメーカーや機種によって違います。取扱説明書やメーカーのサイトで確認してください。レシートや通販の注文履歴があると、問い合わせがスムーズです。
急に遅くなった場合、契約しているインターネット会社の側で工事や不調が起きていることがあります。会社のサイトやSNSで「障害情報」を探してみましょう。
ここまでで直らなければ、次の章から置く場所や使い方を見直していきます。
📍 ルーターの置く場所をかえる
Wi-Fiの電波は、壁や物があると弱くなります。置く場所を変えるだけで速くなることが多いです。
部屋のはしや、床の近くに置くと電波が届きにくくなります。
金属の棚、テレビの裏、水槽の近くは電波が弱くなりやすい場所です。
見た目を気にして箱の中に入れてしまうと、電波が大きく弱くなります。見える場所に置くのがおすすめです。
Wi-Fi診断で場所を変えながら速さを測ると、どこに置けば速くなるかがわかります。
📱 つなぐ機械の数をへらす
1つのルーターが送れる電波の量には限りがあります。同時につなぐ機械が多いほど、1台あたりの速さは遅くなります。
スマホ・パソコン・テレビ・ゲーム機など、使っていない機械のWi-Fiを切っておきます。
見ていない動画の自動再生や、アプリの自動更新が裏側で電波を使っていることがあります。
ルーターの管理画面や、メーカーの専用アプリで、今つながっている機械の数を見られることが多いです。見知らぬ機械がつながっていないかも確認しましょう。
📡 電子レンジなど電波のじゃま物をさがす
Wi-Fiは目に見えない電波でつながっています。同じ種類の電波を使う機械が近くにあると、ぶつかって遅くなることがあります。
電子レンジは、Wi-Fiと同じ2.4GHzという種類の電波を使います。使っている間だけ遅くなるなら、これが原因の可能性が高いです。
多くのルーターは2.4GHzと5GHzという2種類の電波を出せます。5GHzは電子レンジなどのじゃま物を受けにくい種類です。設定名は機種によって「5G」「a」などと書かれています。
マンションなど家が近いと、他の家のWi-Fiと電波がぶつかることがあります。ルーターの設定で「チャンネル」を自動に変えると、空いている電波を選んでくれることがあります。
🛠 無料で直らない時:有料の対処
ここまでの対処を試して直らない場合、お金をかける対処に進みます。
家が広い、部屋数が多い場合、ルーターから離れた場所に中継機を置くと電波が届きやすくなります。数千円から買えます。
契約している回線の速さ自体が足りていない場合、ルーターを変えても速くなりません。契約プランの見直しを相談してみましょう。
置く場所を変えても遅い場所が残る場合は、中継機で電波を広げるのが有効です。ルーター自体を新しくするかどうかは、次の買い替えの章で判断してください。
🔄 それでも遅い時:買い替えを考える
無料の対処と有料の対処を試しても直らない場合は、買い替えを考える段階です。
5年以上使っているルーターは、対応する電波の種類が古く、今の機械の速さに追いつけないことがあります。
契約している回線自体が遅い場合、新しいルーターに変えても速さは変わりません。契約プランの見直しと合わせて考えましょう。
今使っている機械の数や、家の広さに合ったルーターを選びます。対応する電波の種類が新しいほど、混雑に強い傾向があります。
買い替えを迷う場合は、まずWi-Fi診断で今の速さを記録しておくと、買い替え後にどれだけ速くなったか比べられます。
よくある質問
Wi-Fiが遅い一番多い原因は何ですか
ルーターと機械の間に壁や物があること、つなぐ機械の数が多いこと、置く場所が悪いことの3つが多い原因です。まず検査ツールで速さを測ると、絞り込みやすくなります。
つながっているのに遅いのはなぜですか
つながっていても、電波が弱かったり、同時に使う機械が多いと遅くなります。故障ではなく、置く場所や使い方が原因のことが多いです。
急に遅くなった場合はどうすればいいですか
まずルーターの再起動を試してください。それでも遅い場合は、契約している回線の障害情報をインターネット会社のサイトで確認してみましょう。
Wi-Fiの速さを上げる一番手軽な方法は何ですか
ルーターを再起動して、使っていない機械の接続を切ることです。お金をかけずにできて、効果が出ることが多い対処です。
電子レンジを使うとWi-Fiが遅くなるのは本当ですか
本当です。電子レンジは2.4GHzという種類の電波を使うため、同じ種類の電波を使うWi-Fiとぶつかることがあります。5GHzという種類の電波に変えると影響を受けにくくなります。
ルーターを買い替える目安はありますか
5年以上使っている、無料の対処を試しても遅い、対応する電波の種類が古い場合は買い替えを考える目安になります。ただし契約している回線自体が遅い場合は、ルーターを変えても速くなりません。