公開 2026-09-21 / 最終更新 2026-09-21 / 検査の方法と基準

USBハブが使えない時の直し方

USBハブを挿したのに認識しない。ハブに繋いだマウスやメモリが動かない。
原因は、接続・給電・仕様の違いのどこかにあります。
お金のかからない確認から順に説明します。

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どこで止まっているかを決めると、対処がすぐに決まります。
USB診断(無料)で、認識の状態を選んでください。

  • ハブ自体が認識しない → 接続の問題(A へ
  • ハブは認識するが機器が動かない → 給電の問題(B へ
  • 使っているとたまに切れる → 省電力・仕様の問題(C へ

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原因の早見表

症状もっとも多い原因読む場所
ハブを挿しても反応がない接続不良・接続口の不具合A
ハブは動くが機器が動かないハブの給電不足B
外付けHDDが動かない電源のないハブでは電力が足りないB
たまに接続が切れる省電力設定・ケーブルの接触不良CD
どのパソコンでも使えないハブ本体の故障E

🔌 A. ハブの接続を確認する

ハブ自体が認識しない場合は、最初にここを確認します。

1.別の接続口に挿し替える
ハブをパソコンの別の接続口に挿し替えます。一つの接続口だけが不具合を起こしていることがあります。挿し込みが浅いことも多いので、奥までしっかり挿してください。
2.繋いだ機器をすべて外して試す
ハブに機器を何も挿さず、ハブだけを挿します。これで認識すれば、ハブは生きていて、挿した機器か給電が原因です。認識しなければ、ハブかパソコン側の原因です。
3.ケーブルが外れないか確認する
独立したケーブルでパソコンと繋ぐタイプのハブは、ケーブルの断線や接触不良で切れることがあります。ケーブルの根元を軽く動かしながら、反応が変わるか見てください。

B. 給電(電気の量)を確認する

ハブは認識するのに機器が動かない場合は、電気の量が原因のことがあります。

1.電源の有無を確認する
ハブには、コンセントから電気をもらう「セルフパワー」と、パソコンから電気をもらう「バスパワー」があります。バスパワーのハブはパソコンからの電気を分け合うため、機器が多いと足りなくなります。
2.電気を多く使う機器を直接挿す
外付けHDDは起動の瞬間に大きな電気を使います。ハブ経由で動かない場合、HDDだけパソコンに直接挿してください。これで動けば、給電不足です。電源付きハブに替えるか、HDDは直接接続にします。
3.機器の数を減らす
マウス・キーボード・メモリ・イヤホンを一つのバスパワーハブに全部挿すと、足りなくなることがあります。重い機器と軽い機器を分けて、二つの接続口に分けると安定します。

📐 C. 仕様の違いを確認する

1.速度と形状の対応を確認する
USBには古い仕様と新しい仕様があります。古いハブに新しい高速の機器を挿すと、動かない、または遅いことがあります。ハブと機器の説明書で対応を確認してください。
2.Type-Cの接続口の違いに注意する
Type-Cは形が同じでも、データに対応していない接続口があります。ハブが充電はできるのにデータが通らない場合は、パソコンの別の接続口を試してください。
3.延長ケーブルを外す
延長ケーブルを挟んでいると、信号が弱くなって認識しないことがあります。一旦外して、ハブを直接挿してください。

⚙️ D. パソコン側の設定を確認する

1.省電力設定を解除する
デバイスマネージャーで、USBハブの項目を開き「電源の管理」タブの省電力のチェックを外します。Windowsが接続口を止めて、繋ぎっぱなしの機器が切れるのを防げます。
2.ドライバーを入れ直す
デバイスマネージャーでハブに黄色い「!」マークが付いている場合、右クリックから「デバイスのアンインストール」を選び、パソコンを再起動します。Windowsが自動で入れ直します。
3.Windowsの更新を確認する
USB周囲の不具合は、Windowsの更新で直ることがあります。設定の「Windows Update」から更新を確認してください。

🛠️ E. 故障を見分ける・買い替えの目安

1.判断の目安
別のパソコンでもハブだけが認識しなければ、ハブの故障の疑いが高いです。特定のパソコンでだけ起きるなら、そのパソコンの原因です。
2.買い替える場合
外付けHDDや複数の機器を使うなら、電源付きのハブか、画面出力もまとめられるドッキングステーションが安定します。ドッキングステーションが認識しない時の直し方も参考になります。

📐 ハブの選び方の基本(買い替える場合)

買い替える場合、どこを見て選ぶかを先に決めておくと失敗が減ります。

1.使う機器の電気の量から決める
マウスとキーボードだけなら電源のないハブで足ります。外付けHDDや複数の機器を繋ぐなら、電源付き(セルフパワー)のハブを選んでください。これが選び方のもっとも大きな分かれ目です。
2.速度を確認する
大きなファイルをUSBメモリや外付けディスクで動かすなら、新しい仕様(高速な転送)に対応したハブを選びます。古い仕様のハブでは、速度が大きく落ちます。
3.接続口の形を確認する
最近のパソコンではType-Cだけの機種もあります。パソコンの接続口の形と、ハブの挿す側の形が合っているか、購入前に確認してください。

🔁 それでも切れる時の最終確認

設定と給電を確認しても切れる場合は、次を順に試します。

1.別のハブで同じ機器を試す
手元に別のハブがあれば、それに同じ機器を挿します。別のハブなら安定するなら、元のハブの疑いが高くなります。
2.パソコンを再起動してから繋ぎ直す
電源を切ってから、ハブの電源、パソコンの起動、機器の接続の順に戻すと、電気の流れが整い、安定することがあります。
3.使用状況をメモする
いつ切れるか(作業中か、放置後か、機器を増やした時か)をメモすると、給電の問題か設定の問題かの切り分けが進みます。サポートへの説明にも使えます。

よくある質問

USBハブを挿しても反応がありません

別の接続口に挿し替え、機器を外した状態で確認してください(Aの手順)。

繋いだ機器が一つだけ動きません

その機器の電気の量が足りていないことがあります。その機器だけパソコンに直接挿して確認してください(Bの手順)。

外付けHDDがハブ経由だと動きません

HDDは起動時に大きな電気を使うため、電源のないハブでは動かないことがあります。電源付きハブか直接接続にしてください(Bの手順)。

繋いでいるとたまに切れます

省電力設定で接続口が止まっていることがあります。Dの手順でチェックを外してください。

ハブとドッキングステーションの違いは何ですか

小さなハブは接続口を増やす道具、ドックは画面出力や給電もまとめた道具です。ドックの症状の解説も参照してください。

直らなかった時のために: USB診断の結果(認識の状態と挿し替えの結果)をメモしてからサポートに連絡すると、状況説明が一度で伝わります。機器単体の症状はUSB機器が認識しない時の直し方にあります。