公開 2026-09-21 / 最終更新 2026-09-21 / 検査の方法と基準

音質を調整したい時の設定方法(イコライザー)

会議の声が聞き取りにくい。音楽の低音が物足りない。
音の聞こえ方は、イコライザーで調整できます。
設定場所の選び方から順に説明します。

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調整の前に、今の音の聞こえ方を確認すると、どの帯域を動かすべきか決めやすくなります。
音の診断(無料)で、左右と音量の状態を確認してください。

  • Windows側で調整したいA へ
  • イヤホンのアプリで調整したいB へ
  • 会議の声を聞き取りやすくしたいC へ

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目的の早見表

目的動かす帯域読む場所
声を聞き取りやすくしたい低音を下げる/中音を上げるC
低音を強くしたい低音を上げる(上げすぎ注意)E
きつい高音を抑えたい高音を下げるE
設定場所が分からない三つの場所の確認ABD
元に戻したいフラットに戻すF

⚙️ A. Windows側のイコライザー設定

1.出力装置のプロパティを開く
音量の設定から出力装置を選び、プロパティの中に音の強調(enhancements)やイコライザーの項目があることがあります。対応している出力装置の場合だけ表示されます。
2.プリセットから試す
イコライザーの画面にプリセットがある場合は、まず用意されたものから試すのが早いです。音楽や会話など、目的に近いものを選んで比べてください。
3.効果のオン・オフで比べる
設定の効果を一度オフにして、元の音と比べます。効いている時と違う時の差を確認すると、調整の方向が決めやすくなります。

なお、音が小さい・出力先が変わるといった別の困りごとは、音が小さい時の直し方記事音の出力先が切り替わらない記事が対象です。

📶 B. イヤホンメーカーアプリでの調整

1.専用アプリの有無を確認する
Bluetoothのイヤホンは、メーカーの専用アプリで音質の設定ができることが多いです。アプリの中にイコライザーや音質のモードがあるか確認してください。
2.アプリ側が優先される
メーカーアプリの設定は、イヤホン本体で処理されるため、Windows側の設定より優先されることが多いです。アプリを入れているなら、まずこちらで調整するのが分かりやすいです。
3.モードの切り替えで確認する
低音重視・ボーカル重視などのモードがある場合は、モードを切り替えながら聴き比べてください。細かい調整は、モードを決めてから少しずつ動かすと迷いにくいです。

💬 C. 会議の声を聞き取りやすくする調整

1.声の帯域は中音にある
人の声の成分は中音に集まっています。低音を少し下げると、下の帯域が声を埋める力が弱まり、声が前に出ます。
2.少しずつ動かす
いきなり大きく動かさず、一つずつ少し変えて確認します。会議の音声を再生して、聞き取りやすくなったか確認してください。
3.会議アプリ側の音質設定も確認する
会議アプリには、音質やノイズ抑制の設定があります。イコライザーと合わせて確認すると、総合的な聞こえ方が良くなります。会議アプリ別の確認は、teams マイク 使えない記事zoom マイク 聞こえない記事にあります。

🎵 D. 音楽アプリ側の設定

1.アプリ内のイコライザーを確認する
音楽アプリには、アプリ内にイコライザーを持つものがあります。Windows側とアプリ側の両方で調整が効いていると、結果が分かりにくくなります。どちらか一方に絞ってください。
2.音質の設定と音量の正規化
アプリには曲ごとの音量を揃える設定(音量の正規化)があることがあります。これが音の聞こえ方に影響するため、イコライザーの調整の前後に確認してください。
3.ブラウザ再生の場合
ブラウザで音楽を聴く場合は、ブラウザの拡張機能が音に介入することがあります。イコライザー系の拡張機能を入れている場合は、設定を確認してください。
4.確認用の音源を用意する
低音・中音・高音が順に鳴る確認用の動画やテスト音源を用意すると、どの帯域がどう変わったかが分かりやすくなります。感覚だけでの調整は、後から戻すのが難しいため、確認用の音源を使うのが確実です。

🎚️ E. 調整の考え方(帯域と声の関係)

1.三つの帯域の役割を知る
低音は重さと迫力、中音は声と楽器の芯、高音は輪郭と空気感を担当します。どの帯域を動かすかは、何が気になるかで決まります。
2.上げるより下げるが安全
気になる帯域を下げる調整のほうが、音割れや不自然さが出にくいです。低音が強すぎる時は低音を下げ、高音がきつい時は高音を下げる、という考え方です。
3.音量と一緒に確認する
イコライザーの効き方は音量でも変わります。普段の音量で調整してください。音量周りの困りごとは音量が勝手に変わる記事も参考になります。

↩️ F. 元に戻す方法と注意点

1.フラットに戻す
全ての帯域をゼロ(変更なし)に戻すのが基本です。プリセットを使っていた場合は、フラットのプリセットを選び直します。
2.設定した場所ごとに戻す
Windows・メーカーアプリ・アプリ側のどこを変えたかを思い出し、変えた場所を順に戻してください。一つだけ戻しても聞こえ方が揃わないことがあります。
3.音割れが出たら戻す
調整後に音割れが出た場合は、上げすぎた帯域を戻してください。音割れの対処は音割れ・ノイズ記事にまとめています。

よくある質問

イコライザーとは何ですか

低音・中音・高音の分量を調整する設定です。聴こえ方の好みや用途に合わせて使います(Eの手順の考え方)。

会議の声を聞き取りやすくしたいです

声は中音の帯域にあるため、低音を少し下げるか中音を少し上げると聞き取りやすくなります。少しずつ調整して確認してください(Cの手順)。

イコライザーの調整はどこでできますか

Windows側・イヤホンメーカーのアプリ・再生アプリ側の三つの場所があります。複数で同時に効くと分かりにくいため、一つに絞ってください(A・B・Dの手順)。

調整しすぎるとどうなりますか

特定の帯域を上げすぎると音割れや不自然な聞こえ方になります。気になる帯域を下げる調整のほうが安全です(Eの手順)。

プリセットとは何ですか

使い場面ごとにまとめた調整値のことです。まず用意されたものから試して比べるのが早いです(Aの手順)。

調整を元に戻すにはどうすればいいですか

全ての帯域をゼロに戻すか、フラットのプリセットを選び直します。変えた場所ごとに戻す必要があります(Fの手順)。

困った時のために: 音の診断で現在の状態を確認してから調整を始めると、調整前後の変化が比べやすく、気になる帯域も決めやすくなります。