公開 2026-09-21 / 最終更新 2026-09-21 / 検査の方法と基準

プリンターの異音・動作音が大きい時の確認方法

ガタガタ、キュッキュッ、ジャジャジャと音がする。普段より大きい。
原因は、用紙・紙送りの部品・ヘッドの動きのどこかにあります。
まず「正常な動作音」との違いを確認するのが近道です。

まず検査(30秒) 🔒 入力は送信されません

直す前に、いつ・どんな音がするかを整理すると、原因が決まります。
プリンター診断(無料)で、音の種類とタイミングを選んでください。

  • 印刷中だけ大きい音がする → 用紙・紙送りの問題(A へ
  • 紙づまりの後から音が出る → 残り物の確認(B へ
  • 印刷していないのに音がする → 待機動作か本体の問題(C へ

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原因の早見表

音のタイミングもっとも多い原因読む場所
電源を入れた時ヘッドの位置調整・清掃(正常)A
印刷中にガタガタ用紙の枚数・うねり・紙送りの不調B
紙づまりの後から切れ端の残りC
待機中に短い音自動清掃・乾き防止(正常のことが多い)D
大きい異音が続く部品の故障・寿命E

👂 A. 正常な動作音と異音の区別

プリンターには、機械が動く音が必ずあります。全部が故障ではありません。まずは区別から始めます。

1.正常な動作音の例
電源を入れた時のヘッドの移動音、印刷開始前の準備音、印刷中の紙送りの音、印刷終了後の短い動き、これらは正常です。音が大きくても、印刷が正しく終わるなら問題ありません。
2.異音の例
途中で「ガガッ」と止まる音、金属が触れるような音、普段と違う重い音が続く、印刷が止まったまま音だけ続く——これらは異音です。用紙や部品の不調を示すことが多いです。
3.区別の目安
「以前と同じ音か」「印刷は最後まで終わるか」の2点で判断します。同じ音で最後まで終わるなら正常の範囲です。音が変わった、または印刷が止まるなら、次の章へ進んでください。
4.静音モードの確認
音の大きさ自体が気になる場合、多くの機種に静音モードがあります。印刷が少し遅くなる代わりに、動作音が小さくなります。取扱説明書や操作パネルのメニューで確認してください。

📄 B. 用紙と紙送りを確認する

印刷中の大きい音は、用紙側の原因が多いです。

1.用紙を取り出して、電源を入れ直す
まず用紙をすべて取り出し、電源プラグを抜いて30秒待ってから、もう一度差し込みます。一時的な紙送りの乱れは、この操作で直ることが多いです。
2.用紙の枚数を減らす
用紙トレーに多くの枚数を入れると、紙送りが重くなり音が大きくなります。半分の枚数で試して、音が変わるか確認してください。
3.用紙の状態を確認する
うねった用紙・湿った用紙・しわのある用紙は、紙送りの乱れと音の原因です。新しい用紙で試してください。厚い用紙や封筒を使う時は、機種の対応サイズと対応の厚さを確認してください。
4.用紙のサイズ設定を見比べる
実際の用紙と、設定の用紙サイズが違うと、紙送りの動きが変わることがあります。設定を実際の用紙と同じにして試してください。

🧹 C. 紙づまりの後の残り物を確認する

紙づまりを直した後に音が出るようになった場合、切れ端が残っていることが多いです。

1.給紙口と排紙口を確認する
用紙の入口と出口を、懐中電灯などで照らして確認します。小さな切れ端が残っていると、動きの邪魔になります。見えた場合は、電源を切ってから取り除いてください。
2.裏面のカバーや背面の確認
多くの機種は、背面に紙づまり用のカバーがあります。開けて中を確認してください。無理に引っ張ると破れるので、抵抗がある場合は無理をしないでください。
3.切れ端を取り除いた後の確認
取り除いた後、電源を入れ直し、1枚だけ試し印刷をして、音が戻るか確認します。まだ音が出る場合はEへ進んでください。紙づまりの直し方の詳細は紙詰まりの記事に書いています。

💤 D. 印刷していない時の音の原因

1.自動清掃の音
一定の間隔で短い音がする場合、ヘッドの乾き防止のための自動清掃のことが多いです。これは正常な動作です。取扱説明書に、機種ごとの動作の説明が書かれています。
2.ファクスや定期印刷の確認
ファクス機能付きの機種は、受信やレポート印刷の設定が入っていることがあります。操作パネルの設定画面で、不要な自動印刷の設定を確認してください。
3.電源を入れ直して様子を見る
原因が分からない場合は、電源プラグを抜いて30秒待ってから入れ直します。これで音が変わるなら、一時的な不調の可能性があります。音が続く場合はEへ進んでください。

🛠️ E. 部品の故障が疑われる時

1.分解は行わない
音の原因が部品の摩耗や破損でも、自分での分解・修理は行わないでください。故障が広がり、保証が使えなくなることがあります。
2.保証と連絡先を確認する
購入から1年以内なら保証が使えることが多いです。保証書や購入履歴を確認してください。連絡する時は、音の種類・タイミング・いつから鳴っているかを伝えると、やり取りが早く進みます。プリンター診断の結果をメモしておくと説明に使えます。
3.修理費と買い替えを見比べる
数年使った機種で部品の故障の場合、修理費が新品の価格に近くなることがあります。事前に見積もりを聞いてから判断してください。

よくある質問

プリンターがガタガタと大きい音を立てます

紙送りの部品や用紙が原因のことが多いです。用紙を取り出し、電源を入れ直してから、少数の枚数で試してください。用紙の枚数が多すぎたり、うねった用紙を使ったりすると音が大きくなります(Bの手順)。

キュッキュッという音がします

紙送りのローラーやヘッドの動きの音のことがあります。紙づまりの跡に用紙の切れ端が残っていないか確認してください。切れ端があると、動きの邪魔になって音が出ます(Cの手順)。

電源を入れた時だけ音がします

多くのプリンターは、電源を入れるとヘッドの位置調整や清掃の動きをします。これは正常な動作音です。音の後に印刷ができるなら、故障ではありません(Aの手順)。

印刷中は動かないのに音がします

待機中や自動清掃中の音のことがあります。一定の間隔で鳴る短い音は、ヘッドの乾き防止の動作のことが多いです。取扱説明書で機種の仕様を確認してください(Dの手順)。

異音が止まらない時はどうしますか

用紙の取り出しと電源の入れ直しで直らない場合は、部品の故障が考えられます。分解は行わないでください。保証の期間を確認し、メーカーに連絡してください(Eの手順)。

直らなかった時のために: プリンター診断の結果(音の種類とタイミング)をメモしてからメーカーサポートに連絡すると、状況説明が一度で伝わり、やり取りが早く進みます。