公開 2026-09-21 / 最終更新 2026-09-21 / 検査の方法と基準

プリンターの紙詰まりを安全に取り除く方法

印刷しようとしたら「紙詰まり」の表示が出た。紙が途中で止まって引き出せない。
電源が入ったまま紙を引っ張ると、内部の部品が動いて怪我や故障につながることがあります。
安全に取り除く順番を説明します。

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詰まった紙がどこにあるかで、対処が変わります。
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  • 詰まった紙が見えている → 入り口側から出す(A へ
  • 紙がどこにも見えない → 裏側や内部を確認する(B へ
  • 紙を取ったのに表示が消えない・繰り返す → 入れ直しと再発防止(C へ

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📄 A. 紙が見えている時の取り除き方

紙の一部が見えている場合は、原則として紙が入ってきた方向と同じ方向に引き出します。裏側から無理に押し戻すと、別の場所で詰まりやすくなります。まず手順を確認してから触ってください。

1.必ず電源を切ってから作業する
電源が入ったまま紙を引き出すと、内部の搬送部品が動いて指を挟んだり、部品やセンサーが壊れたりすることがあります。電源ボタンを押して本体を停止し、その上でコンセントから電源コードを抜いてください。この2段階を省略せず行うのが安全です。作業前に手を洗い、指輪や時計などの金属類は外しておくと安心です。
2.引き出す方向を決めてから触る
基本は、紙が入ってきた方向と同じ方向に引き出します。見えている部分を両手でしっかりつまみ、一定の力でゆっくり引き出してください。急いで引くと紙が途中で破れ、破片が内部に残ります。どうしても動かない時は、強く引かず、次の方法に進んでください。
3.破れた紙は残さず取り切る
途中で破れた場合は、破片が一本も残らないまで確認します。破片が残ったままだと、センサーが紙を検知し続けてエラーが消えず、次の紙詰まりの直接の原因にもなります。破片は小さくて見つけにくいため、smartphoneなどの明かりで照らしながら内部を確認してください。
4.ローラーを回して紙をゆるめる
紙が固く引っかかっている場合は、本体の裏側にある排紙口や裏蓋から内部のローラーを探し、指でゆっくり回してみます。ローラーが回ると紙がゆるんで、引き出しやすくなります。力を入れすぎるとローラーやギアが壊れるため、抵抗を感じたらやめてメーカーに相談してください。

取り除いた後は、紙くずが床や本体の周りに落ちていないかも確認してください。本体を元の位置に戻す前に、内部に手や物が残っていないかもう一度見ておくと安心です。

🔍 B. 紙が見えない時に確認する場所

表示は出ているのに紙が見えない場合は、紙が本体の奥や裏側で止まっています。確認できる場所を順番に見ていきます。

1.給紙トレーと排紙口を確認する
紙が入る直前で止まっていると、内部が見えず「見えない詰まり」になります。給紙トレーに紙が斜めに入っていないか、トレーの奥で紙の端がめくれていないかを確認します。排紙口には、前回の印刷の紙が半分出たまま残っていないかも見てください。
2.裏蓋や背面カバーを開ける
多くの機種は、本体の裏や側面にパカッと開く裏蓋や、取り外せる背面カバーがあります。ここが一番詰まりやすい場所です。開けて内部を照らし、紙や破片がないか確認します。裏蓋は開け方を間違えると折れることがあるため、説明書の絵を見ながら開けてください。
3.カートリッジや転写部を確認する
レーザープリンターの場合は、トナーカートリッジの下や転写ベルトの周りに紙が挟まることがあります。インクジェットの場合は、ヘッドが移動する通路の下に破片が落ちていることがあります。電源を切ってから確認してください。取り外し方が分からない場合は、無理に外さず説明書を確認してください。

どこにも紙が見つからないのに表示が消えない場合は、センサーの誤検知か、小さな破片が奥に残っています。電源を入れ直して消えなければ、次のCへ進んでください。

🔁 C. 表示が消えない・紙詰まりを繰り返す時

1.電源を入れ直して表示を消す
紙を取り除いたら、電源コードを差し込んで電源を入れます。多くの機種は、これで紙詰まりの表示が消えます。消えない場合は、まだ紙や破片が残っていると判断されるため、AとBの確認をもう一度やり直してください。
2.給紙トレーの紙を整える
紙詰まりを繰り返す場合は、給紙トレーに積んだ紙が原因のことがあります。紙を一度全部取り出し、端を揃えてから、少し一枚ずつゆるませて入れ直します。トレーの上限線を超える量の紙は詰まりやすいため、目安より少なめに入れるのが確実です。
3.湿気てカールした紙を替える
湿気で波打ったり端が巻いたりした紙は、ローラーに均一に挟まらず詰まりやすいです。開封して時間が経った紙や、薄い紙は特に注意が必要です。新品の紙に替えると詰まりにくくなります。紙は湿度の低い場所に保管してください。
4.同じ場所で何度も詰まる時は修理相談
紙を替え、積み方を整えても同じ場所で詰まる場合は、ローラーの摩耗や搬送部品の不具合が考えられます。ローラーは消耗品で、メーカーが交換部品を出している機種もあります。保証期間内ならメーカーに連絡し、期間外なら修理見積もりと新品の価格を比べて判断してください。

厚い紙やはがき、封筒は、通常の紙とは別の給紙口から入れる機種が多いです。繰り返す紙詰まりが特定の用紙だけなら、まず取扱説明書で用紙ごとの給紙方法を確認してください。

よくある質問

紙詰まりが起きたら、電源を入れたまま紙を引き出してもいいですか

いけません。内部の搬送部品が動いて指を挟んだり、部品が壊れたりすることがあります。必ず電源ボタンで停止し、コンセントから電源コードを抜いてから作業してください。

紙が途中で破れて、一部が取り出せません

破片が残ったままだと、エラー表示が消えず、次の紙詰まりの原因にもなります。裏蓋や排紙口から内部を照らして確認し、残った部分を取り除いてください。手が届かない場合は、無理をせずメーカーサポートに連絡してください。

紙詰まりを繰り返します

給紙トレーに積んだ紙の量が多い、紙が湿気てカールしている、ローラーが摩耗している、などの原因が考えられます。紙を一度出して整え、新品の紙に替えて試してください。同じ場所で何度も詰まる場合は、修理の相談をしてください。

紙を取り除いたのに、紙詰まりの表示が消えません

小さな破片が内部に残っているか、センサーが紙を検知し続けている可能性があります。電源を入れ直しても消えなければ、内部をもう一度確認してください。

はがきや封筒を印刷すると必ず詰まります

はがきや封筒は、通常の紙と別の給紙口から入れる機種が多いです。取扱説明書で用紙ごとの給紙口と用紙設定を確認してください。封筒は内部的に接合されているものを避け、郵便用の規格品を使うと詰まりにくいです。

直らなかった時のために: プリンター診断の結果(詰まった場所と頻度)をメモしてからメーカーに連絡すると、状況説明が一度で伝わります。印刷が進まない時は、印刷待ちが消えない時の対処も参考になります。