公開 2026-09-21 / 最終更新 2026-09-21 / 検査の方法と基準

ファンがうるさい時の対処

ファンの音が大きい。何もしていなくても回り続ける。会議中に音が気になる。
原因は、負荷・ほこり・通気のどこかにあります。
お金のかからない確認から順に説明します。

まず検査(30秒) 🔒 入力は送信されません

直す前に、音の出る場面を確認すると、対処がすぐに決まります。
パソコン診断(無料)で、症状の出る場面を選んでください。

  • 重い作業中だけ大きくなる → 負荷の問題(A へ)
  • 何もしていなくても回り続ける → 裏で動く処理の確認(B へ)
  • 以前より静かだった時期がある → ほこり・通気の確認(C へ)

🖥️ パソコン診断を開く

原因の早見表

症状もっとも多い原因読む場所
会議・動画・複数アプリで大きくなる負荷に応じた正常な冷却動作A
何もしていなくても回り続ける裏で動く更新・常駐プログラムB
以前より音が大きくなったほこりの蓄積・通気の悪化C
布の上や膝の上で使うと大きい吸気口ふさぎによる過剰回転D
カタカタ・カラカラと擦れる音ファンの摩耗・接触F

🌀 A. 音の出る場面を確認する(負荷の切り分け)

ファンは本体が熱くなる前に速く回って冷ます装置です。まず、音が「正常な反応」か「異常」かを見分けます。

1.場面と音の対応を確認する
web会議・動画再生・複数のアプリを開いた時だけ大きくなるなら、負荷に応じた正常な冷却です。作業が終われば数分で静かになります。不具合ではありません。
2.静かになったか待って確認する
アプリを閉じた後、1〜2分待って音が下がるか確認します。下がるなら問題はありません。下がらないなら、裏で動く処理か熱のこもりを疑います。
3.熱の症状と合わせて確認する
音と同時に本体が熱かったり、動作が重かったりする場合は、熱のこもりが共通の原因です。パソコンが熱くなる時の対処と併せて確認してください。

📊 B. 裏で動く処理を止める

1.開いているアプリとタブを減らす
使っていないアプリ・ブラウザのタブを閉じます。タブは1つずつが軽く見えても、数十あると負荷になります。
2.裏で動く処理を確認する
Windowsならタスクマネージャー(Ctrl + Shift + Esc)、Macならアクティビティモニタで、処理に負荷をかけているプログラムを見つけます。OSの更新やウイルス検査が動いている時は、終わるまで待つのが安全です。
3.起動時に立ち上がるアプリを見直す
パソコンの起動と同時に立ち上がるアプリが多いと、何もしていないのにファンが回ります。不要なものを起動時に立ち上がらない設定へ変えてください。起動全体の遅さも一緒に改善します(起動が遅い時の直し方)。

🧹 C. ほこりと通気を整える

1.排気口・吸気口の外側を掃除する
電源を切ってから、排気口と吸気口の外側のほこりを、柔らかい筆やエアダスターで取り除きます。掃除機の吸引力は強いため、直接当てない方が安全です。詳しい手順は、パソコンの掃除(内部・ファン)のやり方にまとめています。
2.通気の経路を確認する
本体の周りに物を置かず、風の出入りが止まっていないか確認します。壁のすぐそばや棚の奥は熱がこもり、ファンが常に速く回ります。
3.内部のほこりを疑う時期
数年使っている機種で、外側の掃除でも改善しない場合、内部(ファンの羽根)にほこりが溜まっていることがあります。内部を開ける掃除は保証に影響する場合があるため、取扱説明書を確認してから行ってください。

🪟 D. 置き場所と環境を見直す

1.硬い平らな面に置く
ノートパソコンを布・カーペット・膝の上で使うと吸気口がふさがります。机の上に置くだけで、ファンの音が下がることがあります。
2.直射日光と暖房の風を避ける
窓際の日射や暖房の風が当たる場所は、本体の温度が上がりやすく、ファンが速く回ります。涼しい場所へ置き換えてください。
3.季節による変化も考慮する
夏は室温が高いため、同じ作業でもファンが大きくなります。室温を下げる、扇風機で風を送るなど、環境側の対策も有効です。

🎚️ E. 静音の設定に変える

1.電源プランを変える
Windowsでは「設定 → システム → 電源とバッテリー」で電源モードを選べます。性能より省エネルギー(静音寄り)を優先すると、ファンの回転が抑えられることがあります。Macでは設定から冷却ポリシーを確認できる機種があります。
2.作業に合わせて使い分ける
静音モードは重い作業で性能が落ちます。文書作成は静音、会議や編集は性能、のように場面で切り替えるのが現実的です。
3.メーカーの管理アプリを確認する
多くのメーカーがファンの動作モード(静音・標準・性能)を切り替える専用アプリを提供しています。パソコンに入っている場合は、そちらの設定が優先されることがあります。

🛠️ F. それでも続く時:点検の目安

1.音の種類で音源を見分ける
ブーン(回転音)ならファン、カラカラ・カチカチなら記録装置や接触、シューという音は rare ですが通気部の問題のこともあります。音の種類別の見分け方は、パソコンが異音を発する時の対処にまとめています。
2.保証と点検を確認する
購入から1年以内なら保証が使えることが多いです。ファンの摩耗や異常な振動は自分での修理が難しいため、点検を依頼します。連絡の前に、音の種類・出る場面・始まった時期をメモしておくと説明が一度で伝わります。

よくある質問

ファンがうるさいのは故障ですか

冷却のために速く回っているだけのことが多く、故障とは限りません。常時に大きな音が続く、擦れる音がする場合は確認が必要です(A・F)。

何もしていなくてもファンが回り続けます

裏で動く更新や常駐プログラムが原因のことがあります。タスクマネージャー等で確認し、起動時に立ち上がるアプリを見直してください(B の手順)。

音を小さくする設定はありますか

電源モードを省エネルギー寄りに変えると回転が抑えられることがあります。重い作業では性能が落ちるため、場面で切り替えてください(E の手順)。

掃除すれば静かになりますか

ほこりの蓄積が原因なら効果があります。排気口の外側は自分で掃除できます。内部を開ける場合は、先に取扱説明書で保証への影響を確認してください(C の手順)。

ノートパソコンを置く場所は関係ありますか

大きく関係します。布や膝の上は吸気口をふさぎます。机の上など風が通る硬い面に置いてください(D の手順)。

カラカラという音も混ざります

ファン以外の音源の可能性があります。音の種類で原因を絞る方法を、異音の記事で確認してください。

直らなかった時のために: 音の種類・出る場面・始まった時期・掃除と置き場所の確認結果をメモしてからメーカーサポートに連絡すると、状況説明が一度で伝わります。パソコン診断の結果も添えてください。