スリープから復帰しない時の直し方
昼休みにスリープさせたら、帰ってきたら画面が暗いまま。
キーボードを叩いても、マウスを動かしても反応しない。
作業を失わない確認から順に説明します。
まず確認(30秒) 🔒 入力は送信されません
復帰の失敗は、いつ起きたかと、画面の状態で原因の見当が変わります。
パソコンの診断(無料)で、症状に合った対処を確認できます。
症状の早見表
| 症状 | もっとも多い原因 | 読む場所 |
|---|---|---|
| キー操作でも画面が付かない | スリープの深い状態への入りすぎ・機器の復帰許可が無い | A |
| 本体は動いているが画面が暗い | モニターの入力や明るさ・ケーブルの接続 | B |
| 復帰するが毎回失敗がある | 電源設定や周辺機器の影響 | C・D |
| 何をしても直らない | 本体の不具合・アップデート待ち | E |
⏻ A. 作業を失わない復帰の操作
強制終了の前に、失わない方法から試します。多くの場合、ここで復帰します。
1.電源ボタンを1回だけ押す
長押しではなく、軽く1回押します。多くの機種では、この操作でスリープから復帰する設定になっています。
長押しではなく、軽く1回押します。多くの機種では、この操作でスリープから復帰する設定になっています。
2.キーボードとマウスで起こす
キーボードのスペースキーやShiftキーを押す、マウスを大きく動かす、を試します。復帰を許可している機器なら、これで画面が戻ります。
キーボードのスペースキーやShiftキーを押す、マウスを大きく動かす、を試します。復帰を許可している機器なら、これで画面が戻ります。
3.すぐ押し続けない、少し待つ
機種によっては、スリープからの復帰に十数秒かかることがあります。ディスクやメモリーの状態を戻すためです。待ってからもう一度キーを押してください。
機種によっては、スリープからの復帰に十数秒かかることがあります。ディスクやメモリーの状態を戻すためです。待ってからもう一度キーを押してください。
4.最終手段:長押しで強制終了する
上の操作で直らない場合のみ、電源ボタンを数秒間長押しします。セーブしていない作業は失われることがあります。再起動後は、開いていたアプリが復元される場合とされない場合があります。
上の操作で直らない場合のみ、電源ボタンを数秒間長押しします。セーブしていない作業は失われることがあります。再起動後は、開いていたアプリが復元される場合とされない場合があります。
🖥️ B. 画面とモニターの接続を確認する
本体は動いていても、画面だけが暗いことがあります。外部モニターを使う在宅ワークでは特に確認したい場所です。
1.画面の明るさを上げる
キーボードの明るさキーを数回押します。ノートパソコンでは、復帰時に明るさが最低になって見えていないことがあります。
キーボードの明るさキーを数回押します。ノートパソコンでは、復帰時に明るさが最低になって見えていないことがあります。
2.モニターの電源と入力を確認する
モニター本体の電源が入っているか、入力が正しいか(HDMIか、USB-Cか)を確認します。モニターの電源を一度切って入れ直すのも有効です。
モニター本体の電源が入っているか、入力が正しいか(HDMIか、USB-Cか)を確認します。モニターの電源を一度切って入れ直すのも有効です。
3.ケーブルを挿し直す
HDMIやUSB-Cのケーブルを、パソコン側とモニター側の両方で挿し直します。接続がわずかに緩むと、スリープ復帰後に信号が戻らないことがあります。
HDMIやUSB-Cのケーブルを、パソコン側とモニター側の両方で挿し直します。接続がわずかに緩むと、スリープ復帰後に信号が戻らないことがあります。
4.表示の切り替えを確認する
ノートパソコンと外部モニターを併用している場合、画面を出す先が切り替わっていることがあります。Windowsでは「Windowsキー + P」、Macでは設定のディスプレイ画面から、表示の向き先を確認してください。
ノートパソコンと外部モニターを併用している場合、画面を出す先が切り替わっていることがあります。Windowsでは「Windowsキー + P」、Macでは設定のディスプレイ画面から、表示の向き先を確認してください。
⚙️ C. 電源とスリープの設定を見直す
復帰の失敗が繰り返されるなら、設定の見直しが効果的な場所です。
1.スリープに入るまでの時間を長くする
Windowsでは「設定 → システム → 電源とバッテリー」、Macでは「システム設定 → バッテリー/ロック画面」から、スリープまでの時間を設定できます。頻繁にスリープを繰り返すことが失敗のきっかけになるなら、時間を延ばすと発生が減ります。
Windowsでは「設定 → システム → 電源とバッテリー」、Macでは「システム設定 → バッテリー/ロック画面」から、スリープまでの時間を設定できます。頻繁にスリープを繰り返すことが失敗のきっかけになるなら、時間を延ばすと発生が減ります。
2.ハイブリッドスリープや高速スタートアップの確認
Windowsの「高速スタートアップ」は、スリープ復帰の失敗と相性が悪いことがあります。コントロールパネルの電源オプションから、この設定のON/OFFを切り替えて、変化を確認してください。
Windowsの「高速スタートアップ」は、スリープ復帰の失敗と相性が悪いことがあります。コントロールパネルの電源オプションから、この設定のON/OFFを切り替えて、変化を確認してください。
3.画面だけ消す設定にする
画面を消す時間と、スリープに入る時間は別々に設定できます。画面だけを早く消し、スリープは長めにすれば、見た目の節電を保ちながら失敗の機会を減らせます。
画面を消す時間と、スリープに入る時間は別々に設定できます。画面だけを早く消し、スリープは長めにすれば、見た目の節電を保ちながら失敗の機会を減らせます。
4.パソコン本体の更新を済ませる
古いシステムのままのパソコンでは、スリープの不具合が修正されている場合があります。Windows UpdateやmacOSのソフトウェア・アップデートを確認してください。
古いシステムのままのパソコンでは、スリープの不具合が修正されている場合があります。Windows UpdateやmacOSのソフトウェア・アップデートを確認してください。
📶 D. 勝手にスリープ解除される時の対処
スリープさせたのに、気づくと起きている。夜中にファンの音がする。これは別の原因です。
1.解除のきっかけを確認する
Windowsではコマンドプロンプトで「powercfg /lastwake」を実行すると、前回スリープ解除のきっかけになった機器が分かります。Macでは「システム設定 → バッテリー」内の履歴や、ログで確認できます。
Windowsではコマンドプロンプトで「powercfg /lastwake」を実行すると、前回スリープ解除のきっかけになった機器が分かります。Macでは「システム設定 → バッテリー」内の履歴や、ログで確認できます。
2.機器ごとの復帰許可を減らす
Windowsのデバイスマネージャーで、キーボードやネットワークアダプターの「電源の管理」タブを開き、復帰を許可のチェックを外します。マウスの小さな振動で解除されるのを防げます。
Windowsのデバイスマネージャーで、キーボードやネットワークアダプターの「電源の管理」タブを開き、復帰を許可のチェックを外します。マウスの小さな振動で解除されるのを防げます。
3.予約の更新やバックアップを時間指定にする
スリープ中の更新やバックアップの予約は、夜中にパソコンを起こすことがあります。動作する時間帯を日中に設定し直すと、朝にスリープが解除されている事象が減ります。
スリープ中の更新やバックアップの予約は、夜中にパソコンを起こすことがあります。動作する時間帯を日中に設定し直すと、朝にスリープが解除されている事象が減ります。
🛠️ E. それでも直らない時
A〜Dを試しても復帰の失敗が続く場合は、次の順で考えてください。
1.周辺機器を外して確認する
USBハブやドッキングステーション、外付けディスクを外した状態でスリープを試します。特定の機器がついている時だけ失敗するなら、その機器のドライバーの更新や、挿す場所の変更で改善することがあります。USBが認識しない時の直し方も参考になります。
USBハブやドッキングステーション、外付けディスクを外した状態でスリープを試します。特定の機器がついている時だけ失敗するなら、その機器のドライバーの更新や、挿す場所の変更で改善することがあります。USBが認識しない時の直し方も参考になります。
2.動作が重いと感じたら
スリープ復帰の遅さと、パソコン全体の動作の重さは関係することがあります。パソコンが重い時の直し方を確認してください。
スリープ復帰の遅さと、パソコン全体の動作の重さは関係することがあります。パソコンが重い時の直し方を確認してください。
3.メーカーのサポートに連絡する
直らない場合や、熱を持つなどの他の症状を伴う場合は、本体の不具合の可能性があります。パソコンが熱くなる時の対処を確認したうえで、保証期間内ならメーカーに相談してください。
直らない場合や、熱を持つなどの他の症状を伴う場合は、本体の不具合の可能性があります。パソコンが熱くなる時の対処を確認したうえで、保証期間内ならメーカーに相談してください。
よくある質問
スリープから復帰しない時、最初に何をすればいいですか
電源ボタンを1回だけ押す、キーボードのキーを押す、マウスを動かす、のいずれかを試してください(Aの手順)。復帰しない場合のみ、長押しによる強制終了に進みます。
電源ボタンを長押ししても大丈夫ですか
セーブしていない作業がある場合は失われることがあります。長押しは最終手段と考え、まずは短押しやキー操作を試してください。
復帰したあと、画面が真っ暗のままです
画面の明るさのキーを押す、モニターの入力を切り替える、ケーブルを挿し直す、を順に試してください(Bの手順)。
スリープに入った直後に勝手に復帰します
キーボードやマウス、ネットワーク機器が解除のきっかけになっていることがあります(Dの手順)。復帰を許可する機器を減らすと改善することがあります。
スリープを使わない設定に変更できますか
可能です。ただし電気代が増え、ノートパソコンではバッテリーが減ります。画面だけを早く消す設定にする方法が現実的です(Cの手順)。
直らなかった時のために: パソコンの診断で症状を選ぶと、復帰しない・画面が暗い・勝手に起きるなど、今の状態に合う対処を確認できます。