パソコンの掃除のやり方|場所別に解説
ファンの音が大きくなった。本体が熱い。キーボードがベタベタする。
ほこりは、音・熱・動作の不調の元になります。
壊さないための注意つきで説明します。
まず確認(30秒) 🔒 入力は送信されません
掃除で直る症状は限られています。症状から始める方が早く決まります。
パソコンの診断(無料)で、今の状態に合う対処を確認できます。
場所と頻度の早見表
| 場所 | 目安の頻度 | 注意の中心 |
|---|---|---|
| 通気口・ファン | 月1回の確認、年1回の掃除 | ファンを押さえる・液体を入れない |
| キーボード・マウス | 月1回〜気になった時 | 液体を直接かけない |
| 画面 | 気になった時 | 乾いた柔らかい布・薬品を使わない |
| 内部 | 年1回 | 保証の確認・無理に開けない |
🌀 A. 通気口とファンの掃除(熱対策の中心)
ほこりが詰まると熱がこもり、ファンの音が大きくなり、動作が遅くなります。掃除の効果がもっとも大きい場所です。
1.電源を切り、電源コードを抜く
掃除の前は必ずシャットダウンし、電源コードを抜いてください。ノートパソコンならACアダプターも外します。通電中の内部掃除は絶対にしないでください。
掃除の前は必ずシャットダウンし、電源コードを抜いてください。ノートパソコンならACアダプターも外します。通電中の内部掃除は絶対にしないでください。
2.通気口の位置を確認する
通気口は本体の裏・側面・底にあります。光を当てて見ると、ほこりの詰まりが分かります。デスクトップなら側面の網、ノートなら底や蝶番の近くが多い場所です。
通気口は本体の裏・側面・底にあります。光を当てて見ると、ほこりの詰まりが分かります。デスクトップなら側面の網、ノートなら底や蝶番の近くが多い場所です。
3.エアダスターで短く吹く
缶を傾けずに持ち、ファンの羽根を指で押さえてから、短く数回吹き付けます。羽根を押さえずに吹くとファンが回りすぎて故障につながることがあります。缶を逆さにすると液体が出ることがあるので注意してください。
缶を傾けずに持ち、ファンの羽根を指で押さえてから、短く数回吹き付けます。羽根を押さえずに吹くとファンが回りすぎて故障につながることがあります。缶を逆さにすると液体が出ることがあるので注意してください。
4.柔らかいブラシで表面のほこりを取る
固まったほこりは、乾いた柔らかいブラシや綿棒でふるわせてから取り除きます。通気口の奥に押し込まないよう、引き出す方向で作業してください。
固まったほこりは、乾いた柔らかいブラシや綿棒でふるわせてから取り除きます。通気口の奥に押し込まないよう、引き出す方向で作業してください。
5.設置場所も見直す
掃除後は、通気口を壁や布でふさがない場所に置いてください。布団やクッションの上での使用は、掃除しても熱がこもります。
掃除後は、通気口を壁や布でふさがない場所に置いてください。布団やクッションの上での使用は、掃除しても熱がこもります。
⌨️ B. キーボード・マウス・本体の外側
キーボードとマウスは、手が直接触れる場所です。衛生面でも定期的な手入れが効果的です。
1.キーボードを裏返して軽くふるう
隙間に入ったほこりや食べかすを、裏返して軽くふるわせて出します。強く叩くのは避けてください。
隙間に入ったほこりや食べかすを、裏返して軽くふるわせて出します。強く叩くのは避けてください。
2.布で拭う
水や薄めた中性の洗剤を布に少量含ませ、固く絞ってから拭います。液体をキーボードに直接かけないでください。隙間には乾いた綿棒が向いています。
水や薄めた中性の洗剤を布に少量含ませ、固く絞ってから拭います。液体をキーボードに直接かけないでください。隙間には乾いた綿棒が向いています。
3.マウスの底部のセンサーを確認する
光学式マウスの底部の窓に髪の毛やほこりが絡むと、動きが重くなります。乾いた綿棒で優しく取ってください。動きに問題がある場合はマウスが動かない時の直し方を確認してください。
光学式マウスの底部の窓に髪の毛やほこりが絡むと、動きが重くなります。乾いた綿棒で優しく取ってください。動きに問題がある場合はマウスが動かない時の直し方を確認してください。
4.キーボードの入力に問題がある場合
掃除で直らない入力の問題(特定のキーだけ効かないなど)は、故障や接続の問題の可能性があります。キーボードが入力できない時の直し方を確認してください。
掃除で直らない入力の問題(特定のキーだけ効かないなど)は、故障や接続の問題の可能性があります。キーボードが入力できない時の直し方を確認してください。
🪟 C. 画面の掃除
1.乾いた柔らかい布で拭う
眼鏡拭き用のマイクロファイバーの布が向いています。円を描くように、押し込まずに拭いてください。
眼鏡拭き用のマイクロファイバーの布が向いています。円を描くように、押し込まずに拭いてください。
2.頑固な汚れは専用のクリーナーを布に
指紋や油分の汚れは、画面用のクリーナーを布に吹いてから拭います。クリーナーを画面に直接吹かないでください。しみ込んで縁から入り込むことがあります。
指紋や油分の汚れは、画面用のクリーナーを布に吹いてから拭います。クリーナーを画面に直接吹かないでください。しみ込んで縁から入り込むことがあります。
3.使ってはいけないもの
アルコール、ティッシュペーパー、キッチンペーパーは避けてください。表面加工を傷めたり、細かい傷をつけたりします。画面が暗くなる・色がおかしいなどの症状は、掃除ではなく別の原因です。
アルコール、ティッシュペーパー、キッチンペーパーは避けてください。表面加工を傷めたり、細かい傷をつけたりします。画面が暗くなる・色がおかしいなどの症状は、掃除ではなく別の原因です。
🔩 D. 内部の掃除と分解の判断
通気口の掃除で足りない場合、内部の掃除を検討します。ただし判断の基準があります。
1.保証期間を先に確認する
保証期間内のパソコンを自分で開けると、保証が受けられなくなることがあります。期間内ならメーカーのクリーニングや修理の窓口を利用する方が安全です。
保証期間内のパソコンを自分で開けると、保証が受けられなくなることがあります。期間内ならメーカーのクリーニングや修理の窓口を利用する方が安全です。
2.デスクトップは開けやすく、ノートは難しい
デスクトップタワーは、側面のパネルを外して内部のほこりを取れます。取扱説明書に従い、静電気防止のため金属部に触れてから作業してください。ノートパソコンは機種ごとに構造が違い、分解の難易度が高いです。
デスクトップタワーは、側面のパネルを外して内部のほこりを取れます。取扱説明書に従い、静電気防止のため金属部に触れてから作業してください。ノートパソコンは機種ごとに構造が違い、分解の難易度が高いです。
3.無理に外さない
ファンや配線を外す必要がある掃除は、自信がなければ業者やメーカーに任せる判断が現実的です。掃除の目的は熱対策であり、分解の失敗はその目的を超える損失になります。
ファンや配線を外す必要がある掃除は、自信がなければ業者やメーカーに任せる判断が現実的です。掃除の目的は熱対策であり、分解の失敗はその目的を超える損失になります。
🛠️ E. 掃除で直らない場合の次の確認
1.ファンがうるさい・熱いままの場合
負荷のかかるアプリが裏で動いている、置き場所が悪い、といった原因が残っている可能性があります。ファンの音がうるさい時の対処と本体が熱くなる時の対処を確認してください。
負荷のかかるアプリが裏で動いている、置き場所が悪い、といった原因が残っている可能性があります。ファンの音がうるさい時の対処と本体が熱くなる時の対処を確認してください。
3.寿命の見極め
年数が経ったパソコンで、掃除や設定の見直しをしても調子が戻らない場合は、買い替えを検討する時期かもしれません。買い替え時期の見極めを確認してください。
年数が経ったパソコンで、掃除や設定の見直しをしても調子が戻らない場合は、買い替えを検討する時期かもしれません。買い替え時期の見極めを確認してください。
よくある質問
パソコンの掃除はどのくらいの間隔でやればいいですか
通気口の確認は月に1回、内部の掃除は年に1回ほどが目安です。床置きやペットのいる環境では間隔を短くしてください(Aの章)。
エアダスターは使っていいですか
使えますが、ファンの羽根を指で押さえてから短く吹いてください。押さえずに吹くとファンが回りすぎて故障につながることがあります(Aの手順3)。
ノートパソコンを自分で開けて掃除できますか
機種によります。保証期間内なら開けない方が安全です。外側の掃除と通気口の確認だけでも効果があります(Dの章)。
掃除してもファンがうるさい・熱いままです
ほこり以外の原因の可能性があります。負荷のかかるアプリや置き場所を確認してください(Eの章)。
掃除機でほこりを吸えますか
強い吸引力を直接当てるのはおすすめしません。部品を吸い付けて壊れることがあります。吹き付ける方式か弱い力のクリーナーにしてください(Aの章)。
掃除の後にも症状が続く時は: パソコンの診断で症状を選ぶと、掃除では直らない原因(設定・負荷・故障)に合う対処を確認できます。